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国際交流 / 淡江大学交換留学制度

派遣交換留学生の声

 2011年度に1年間の留学を修了した学生の報告です。

 私は高校生の時に、学校のプログラムで中国に1週間研修旅行に行く機会がありました。その際にホームステイをする機会があったのですが、その時は中国語が全然話せず、英語も苦手だったので全くコミュニケーションをとれませんでした。そのことが自分の中でとても悔しくて中国語の勉強をしたいと思い、大学では中国語の授業を履修することにしました。中国語を学ぶうちに中国語を使って話しをしたいなと思っていました。しかし、日本に居てはなかなか話す機会がありませんでした。そんなときに台湾の淡江大学へ交換留学出来ることを知りました。私は、とてもよい機会だと思い今回の交換留学を決めました。
 留学が決まってからは、日本に留学に来ている台湾人の学生と友達になり、彼らから台湾の文化や中国語を学びました。彼らから台湾文化を学ぶと同時に私は彼らに日本の文化を教えていました。茨城の実家に来て泊まったり、一緒に日光に旅行に行ったりもしました。

 準備は万全で台湾に行ったつもりでしたが、それは空港についてすぐに勘違いだと気付きました。まず、今まで勉強してきた中国語が実際に使えなかったことを知りました。空港内の案内表示を見ても何が書いてあるのか分からず、入国の手続きの際も中国語を全く聞きとることが出来ませんでした。空港には淡江大学の台湾人と日本人の学生が迎えに来てくれていました。空港から大学に着くまで、中国語での会話が出来なかったし、寮に着いてからも全く話せずこれからの生活が不安になりました。しかし寮の人たちはとても優しく、いつも助けてもらってばかりでした。
 淡江大学での中国語の授業は週に4日、計8時間行われました。授業は上級、中級、初級、入門の4つのクラスに分かれています。クラス分けの試験がありそれを目安にして自分のレベルにあったクラスを履修できます。私は自分で中国語が全然出来てないと思っていたので入門クラスだろうと思っていたのですが、クラス分け試験の結果初級クラスからのスタートでした。初級のクラスは殆どが日本人の学生でした。中国語に自信のない私には日本人がいてほっとしました。授業は9割が中国語で、中国語で説明しても私たちが理解できない時に英語が使われました。初めは授業の内容は全く聞き取れませんでした。いつも隣の席に座った日本人に翻訳してもらっていましたが、1〜2ヵ月たったころには耳もだいぶ慣れ聞き取れるようになっていました。

  中国語の授業以外では留学生用の応用中国語や日本語学科の日本歴史、日本社会文化などを履修しました。日本語学科の授業では台湾人が日本についてどのような内容を学んでいるのかが分かり面白かったです。例えば、お寿司を食べる順番などまで学んでいました。道理で日本に留学に来ていた台湾人はマニアックな日本の歴史や文化を知っていたのかと納得しました。

  授業の他にも中国語を学ぶ機会は多くありました。そのひとつがチャットコーナーです。チャットコーナーとは主に台湾人の学生に母国語を教えるというものです。チャットコーナーに来る学生には、日本語学科で日本に留学経験がある人もいれば、独学で勉強しているなど、日本語のレベルや勉強の仕方など様々でした。私の所には毎回同じ日本語学科の学生が来てくれました。日本語を教えると言うより、一緒に会話をして日本語に慣れたり、練習をするような感じでした。初めのころは、チャットコーナーに来る学生の日本語が上手く、私は中国語が出来なかったので学生から中国語を教えてもらう事が多かったです。分からないところを日本語で質問できるので初めのころは助かりました。
 チャットコーナーの他にも趣味を通して中国語を学ぶ機会もありました。私は釣りが趣味でした。留学中に台湾で釣りを絶対してみたいと思っていました。釣具店に行くと店員さんと仲良くなることができ、日本と台湾の釣りについて語り合いました。釣りを通して普通の留学生では学べない釣り用語や池・川の名前などを知ることができ特別な経験になりました。釣り以外にも台湾で始めたスケートボードを通して中国語を学ぶことができました。スケートボードをすることで多くの友達ができ、会話をする時間も増えました。友達と会話をすることが私にとっての1番の勉強方法でした。

  趣味などの時間も多くありましたが、私の生活の中心は寮の生活でした。寮では多くの活動が行われました。代表的なものとしては歓迎会やお別れ会、クリスマスパーティーがあります。その他に寮の学生の誕生日のたびに行われる誕生日会もあります。私が1番思い出に残っているのが、誕生日会です。誕生日会は誕生日の学生のルームメイトが中心になって行います。夜の12時に日付が変わると同時にお祝いしたり、わざと忘れたふりをして次の日に行ったりなど誕生日ごとに違った演出があってとても楽しかったです。私の誕生日の時は、ちょうど夏休みで寮に学生がいなかったので、友達に誘われご飯を食べに行くことになりました。友達2人と3人でご飯を食べると思い寂しいなと思っていたら、待ち合わせ場所には寮の友達やチャットコーナーで知り合った友達がたくさん来ていてくれて驚きとともにとても嬉しかったです。

  寮の中でも1番よく接するのがルームメイトです。前期と後期のルームメイトは違い、前期は日本人と台湾人との3人でした。台湾人は日本語少し話せたので、最初の頃は日本語で話すことが多かったです。台湾に行ったばかりの頃、生活に慣れず部屋に引きこもっていた時がありましたが、そんな時ルームメイトの台湾人が積極的に私を誘って外に遊びに連れて行ってくれました。おかげで生活にもなれ、寮のみんなとも打ち解けることが出来ました。後期は韓国人と台湾人とで3人でした。韓国人の学生は前学期からの知り合いだったので、緊張感はなかったです。台湾人は後期から寮に入ってきた学生で少し緊張していた様に思います。3人とも生活のリズムはバラバラでしたが、お互いに気を使うことも無く生活していました。3人の時間が会う日には、買い物に行ったり、映画を見に行ったりすることもありました。

  そして留学生活も後半になると、みんなとの別れが近づくにつれ寂しくなり、やり残したこともたくさんあるなと思い毎日、毎日、日本に帰りたくないと思っていました。みんなとの別れは寂しかったですが、これからも会う機会は絶対あると思うので留学で出来た多くの友達とはこれからも連絡を取っていきたいです。
 この1年間の交換留学により私は大きく成長出来ました。そして一生の思い出になりました。交換留学で経験したことや学んだことは必ず今後に活かせるものであると思っています。

(商学部根本さん)

 



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