熱スポ!駅伝部

主務の仕事

1月2日、3日に行われた第92回東京箱根間往復大学駅伝競走で2年連続のシード権を獲得した本学駅伝部。サポート役の一人、本学駅伝部の鎌田主務に話を聞いた。

ゴール後の小川選手を抱える鎌田主務

主務の朝は4時から始まる。5時台から始まる練習の1時間前には寮を出て選手のサポートをする。朝食後は寮生全員と寮の掃除をしてから大学の授業に出る。夕方に行われる練習では、10個ものストップウォッチを首にかけ選手のタイムをとる。選手の練習終了後は消灯時刻の22時を過ぎるまで事務処理に追われる。そんな毎日だ。

忙しいのは記録会や大会の申込み時。身長体重や生年月日、過去の記録など、正確さが必要なので気が抜けない。さらに箱根駅伝前は監督や選手への取材対応が加わる。取材依頼の電話対応、日程調整、当日のお茶出しなど、雑用はすべて主務が行う。 チームのための雑用を一手に引き受ける、それが主務の仕事だ。

チームへの想い

法学部4年 鎌田 龍之介(中央学院高等学校出身)

自分はこのチームが好きで、チームのために何かしたいという想いで選手から主務への転向を決めました。主務になってからはチームのために自分は何ができるかを常に考えて行動してきました。
4年生になって主務と寮長を兼ねることになったのですが、少しでも主将の負担を軽くできるよう、生活面は自分がチームをまとめようと思いました。私生活がきちんとしていれば走りも良くなりますし、チームがまとまっていれば、それがそのまま駅伝の結果に繋がります。仲間との絆を深めることで、「仲間の信頼に応えたい」という想いが生まれます。その想いが駅伝には欠かせません。

自分は卒業しますが、次期主務には駅伝に対する想いを大切にしてもらいたいと思います。チームのために何ができるのかを考えれば、自ずとやるべきことは見えると思います。ぜひ「主務の力で強い駅伝部を作る」という気概を持って務めてほしいです。

 

選手とのコミュニケーションは欠かさない

 

主将潰滝から

法学部4年 潰滝 大記(笠田高等学校出身)

鎌田の部屋に下級生が通っているのをよく見ました。すごく面倒見が良いんです。おかげでチーム内の喧嘩は一度もありませんでした。鎌田が一緒にチームをまとめてくれたから1年間主将を務めながら競技にも集中することができたし、鎌田がいなかったら箱根駅伝に向けたチームとして成り立たなかったと思います。
卒業後の進路はそれぞれ違いますが、きっとこれからも駅伝部の皆を繋ぐパイプ役になってくれると思っています。

チームの柱、鎌田主務と潰滝主将

川崎勇二監督にも「競技面では主将の潰滝、サポート面では主務の鎌田。この2人がよくチームを引っ張ってくれた。チームとして大きな柱の2人だった。」と高く評価されている。

主務の強み

陰で雑務を行い、チームに尽くすだけの仕事はつらかったのでは?という問いに、「短時間で多くの選手の大会手続きをこなすという作業では、事務を効率よく処理できるようになりましたし、監督への報告や選手の分析を行うことでパソコンスキルが上がりました。また他大学のマネージャー同士の交流も多いので社交性も身につきました。実は自分のためになることもとても多かったです。」と笑顔で返した。

主務の仕事で一番の喜びは?という問いには、「監督は選手に対して時に厳しく言うことがあります。普段は明るくてもケガが続くと途端にひどくマイナス思考になる選手もいます。主務である自分は「大丈夫だから頑張れ」とひたすら選手を励ましました。そんな選手たちがつらい時期をなんとか乗り越え、記録会や大会で良い結果を出してくれるのは本当に嬉しく、主務として一番の喜びでした。」と答えた。

雑務に追われるも、得たものは多かった

今や箱根の常連校と言われるまでなった本学駅伝部で主務を務め、川崎監督の信頼も厚い鎌田主務。卒業後も社会で活躍し続けてくれることは間違いない。


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