学生三大駅伝出場!(2015年度)

<2015年度の報告レポートです。>

2年ぶり、6回目「出雲全日本大学選抜駅伝競走」

2015年10月12日(月・祝)

エース潰滝が2区で区間新!

 学生三大駅伝の幕開けを飾る出雲駅伝(10月12日)。正月の箱根駅伝で8位に入った中央学院大学は2年ぶりに参戦した。

 1区に抜擢された大森澪(2年)が区間13位と出遅れたが、2区に入ったエース潰滝大記(4年)が区間新記録の快走で4人抜き。3区塩谷桂大(4年)で8位に浮上すると、アンカー6区の山本拓巳(4年)もひとつ順位を上げて、総合7位(2時間12 分32秒)でゴールした。2年前の6位には及ばなかったものの、過去2番目の好成績となった。

 「大森が(主要区間で)使えるかどうか試したかったんですけど、良くなかった。1番の目的を達成することはできませんでしたが、2区以降は悪いなりにつないでくれたので、以前よりは成長したかなと感じました。『やれるかな』という手ごたえをつかむことができたと思います」(川崎勇二監督)

 本来なら潰滝が1区に入るのがベストオーダーだが、エースは夏に故障もあり、万全な状態ではなかった。当初は起用を見送ることも考えていたという。それでも、2区(5.8 ㎞)で区間記録を5秒も塗り替えて、エースの意地を見せた。これで中央学院大学は2年前の大会で4区を走った岡本雄大(現・JFEスチール)に続き、ふたつ目の区間記録を保持することになった。

成績 7位
総合タイム(45.1km) 2時間12分32秒
区間 選手 タイム 区間順位 通過順位
1区 (8.0km) 大森 澪(2年) 24'9" 13位 13位
2区 (5.8km) 潰滝 大記(4年) 15'51" 1位【区間新】 9位
3区 (8.5km)
塩谷 桂大(4年) 24'44" 5位 8位
4区 (6.2km)
海老澤 剛(3年) 18'34" 9位 8位
5区 (6.4km) 新井 翔理(2年) 18'54" 5位 8位
6区 (10.2km) 山本 拓巳(4年) 30'20" 6位 7位

3年連続、9回目「全日本大学駅伝対校選手権大会」

2015年11月1日(日)

シードを逃すもチーム記録を更新!

 6月の予選会をトップで通過して、全日本大学駅伝(11月1日)に3年連続9回目の出場を果たした。キャプテンの潰滝大記(4年)が1週間前に発熱した影響もあり、1区で12位と苦しいスタートになった。そこから徐々に盛り返して、4区塩谷桂大 (4年)の3人抜きで6位に浮上。一時は目標のシード圏内 (6位)に食い込む健闘を見せたものの、5区で順位を落として、9位でレースを終えた。「1区の出遅れがすべてです」と川崎勇二監督が語るように、エースが力を発揮することができずに指揮官の構想が崩れてしまった。その一方で、選手たちの走りには光るものがあったという。

 「1番の収穫は2区に抜擢した1年生の樋口陸が結果を残したこと。こういう舞台できちんと力を出せたのは良かったです。あとは大森澪(2年)が1人で走れるようになったのも大きいですね。昨年までは1人で走れませんでしたから」(川崎監督)

 順位は満足できるものではなかったものの、4区塩谷、6 区新井翔理(2年)、8区大森が大学新記録で走り、総合タイム (5時間19 分22秒)もチーム記録を上回った。エースが不発でも、チームは確実に成長している。最後の箱根決戦に向けて収穫のあるレースになった。

4区 塩谷 桂大選手

8区 大森 澪選手

成績 9位
総合タイム(106.8km) 5時間19分22秒(本学新記録)
区間 選手 タイム 区間順位 通過順位
1区(14.6km) 潰滝 大記 (4年) 43'43" 13位 12位
2区(13.2km) 樋口 陸 (1年)  39'03" 9位 9位
3区(9.5km)
海老澤 剛 (3年)  27'42" 7位 9位
4区(14.0km)
塩谷 桂大 (4年) 40'54"(本学新記録) 3位 6位
5区(11.6km) 村上 優輝 (3年) 35'16" 12位 8位
6区(12.3km) 新井 翔理 (2年) 36'36"(本学新記録) 8位 8位
7区(11.9km) 森田 智哉 (1年) 36'28" 10位 8位
8区(19.7km) 大森 澪 (2年) 59'40"(本学新記録) 5位 9位

14年連続、17回目「東京箱根間往復大学駅伝競走」

2016年1月2日・3日(土・日)

危機を乗り越え、2年連続のシード権を獲得!

 14 年連続17 回目の出場となった中央学院大学は、ターゲットの「5位以内」を目指し、1区潰滝 大記(4年)が高速レースの起点となる攻めの走りを見せた。潰滝自身は6位という順位に納得していなかったものの「他のチームをふるい落とすのは彼しかできない」と川崎監督はエースの走りを評価した。

 ”花の2区”を走る大森澪選手“花の2区”に抜擢された大森 澪(2年)は、初出場ながら粘りの走りを見せる。順位は9位に落としたものの、各校のエースが集う中、区間10 位と奮闘した。
 3区塩谷 桂大(4年)は前半から積極的に飛ばし、3年連続の区間4位。塩谷の4人抜きでチームは5位に浮上。川崎監督の狙い通りにレースが進んだ。
 続く4区は新井 翔理(2年)。区間13 位と、出雲・全日本で見せた実力を発揮することができなかったものの、順位を落とすことなく5区山本 拓巳(4年)にタスキを託した。
 前回8区を区間8位で走っている山本は、目標を上回るペースでレースを展開していたが、徐々に動きが鈍くなり、大平台(9. 4km)あたりから「途中棄権も覚悟した」ほどの足どりとなった。それでも最上級生としての意地を見せ、意識が朦朧とするなか芦ノ湖まで無事にタスキを運んだ。往路のゴールは14位となった。


6区を走る樋口陸選手 往路の状況を踏まえ、目標を7位以内に設定し復路に挑む。復路スタートの6区では樋口 陸(1年)が期待通りの快走(区間3位)を見せ、総合10 位まで順位を押し上げた。
  2年連続で7区を任された海老澤 太(3年)が、区間7位の好走で順位をひとつ上げ9位とする。

8区を走る細谷恭平選手  シード権獲得を決定づけたのが、8区細谷 恭平(2年)だ。区間3位タイと大健闘。学生駅伝のデビュー戦で順位を3つも押し上げた。
 8区を終え総合6位。9区は当日区間変更で入った海老澤 剛(3年)。序盤から積極的に飛ばしていくが、気温が高かったこともあり、ラスト3kmくらいから苦しい表情に変わった。最後の1kmは意識がないようなフラフラな走りになり、川崎監督の「剛、タスキ! タスキ外せ!」という声も届かない。それでも区間6位でまとめ、総合6位を死守した。
 10 区に起用された小川 貴弘(4年)は緊張が高まったせいかスタートからいつもの走りと違っていた。後続のチームとの差はみるみる詰め寄られ、気づけば総合9位に転落。「想定外」(川崎監督)の走りにはなったが2年連続のシード権獲得に成功した。


成績 9位(シード権獲得)
総合タイム(217.1km) 11時間13分31秒
(往路:14位 5時間38分19秒、
 復路:7位 5時間35分12秒)
区間 名前 タイム 走行順位 区間順位
1区(21.3km) 潰滝 大記 (4年) 1:02'12"(本学新記録) 6位 6位
2区(23.1km) 大森 澪 (2年) 1:09'23" 9位 10位
3区(21.4km) 塩谷 桂大 (4年) 1:03'57" 5位 4位
4区(18.5km) 新井 翔理(2年) 0:57'16" 5位 13位
5区(23.2km) 山本 拓巳(4年) 1:25'31" 14位 18位
6区(20.8km) 樋口 陸(1年) 0:58'47"(本学新記録) 10位 3位
7区(21.3km) 海老澤 太(3年) 1:05'13" 9位 7位
8区(21.4km) 細谷 恭平(2年) 1:05'29" 6位 3位
9区(23.1km) 海老澤 剛(3年) 1:11'19" 6位 6位
10区(23.0km) 小川 貴弘(4年) 1:14'24" 9位 16位