学部紹介

衆議院議員総選挙の実施について

昨年(2016年)行われた第24回参議院議員通常選挙から、選挙権を行使できる年齢が満18歳に変更されました。言い換えれば、すべての大学生が選挙権を手にしたのです。これは、1946年に満20歳以上の普通選挙権が実施されて以来、70年ぶりの改革です。

以下、選挙や投票について説明しますので、ぜひ参考にして下さい。
一人でも多くの学生の皆さんが選挙に関心を持ち、投票所に行って一票を投じることを期待します。

中央学院大学 法学部長 大村 芳昭

 

投票の方法 あなたはどっちのタイプ?

【タイプ1】
親元に住んでいる
または親元とは離れているが
住民票は下宿先住所に移してある
※1
【タイプ2】
親元を離れ下宿していて
住民票は実家住所から移していない

投票日に当日投票しよう!


不在者投票にトライ!

送られてくる「投票所入場整理券」をもって
指定の投票所で投票しよう!

もしも当日に予定が入っていて
投票できないことがわかっていれば、
「期日前投票」※2を利用しよう!

<ステップ1>

実家の市区町村役所の選挙管理委員会宛てに
「不在者投票宣誓書(兼請求書)」※3を郵送する
 
 

<ステップ2>

「投票用紙等」が書留で届く
   
   

<ステップ3>

届いた「投票用紙等」は開封せずに居住の市区町村の選管の投票所や不在者投票所に持参し、確認してもらってから、その場で投票する※4

  • ※1:住民票を移したのが公示日の3か月前以降の場合は、タイプ2になります。
  • ※2:選挙は選挙当日に投票所で投票することが原則ですが、仕事や旅行、レジャー、冠婚葬祭等で選挙当日に投票所へ行くことができない場合、期日前投票ができます。
  • ※3「不在者投票宣誓書(兼請求書)」は我孫子市のHPからダウンロードできます。我孫子市から入手した場合は「我孫子市選挙管理委員会委員長様」と書かれているので、実家の市区町村名に修正してから郵送しましょう。
  • ※4不在者投票は早めに済ませましょう!不在者投票で記入した投票用紙は住民票のある市区町村の選管宛てに郵送されるため、余裕をもって投票日4日くらい前までには投票しましょう。投票日までに届かない場合、せっかくの投票が無効になってしまいます。

候補者の選び方

誰に・どの政党に投票すればいいのかを判断するための情報ツールを紹介します。

ボートマッチ
★お勧め★
インターネットで「ボートマッチ」と検索してみよう。
質問にYes/Noで答えていくと自分の意見に近い政党や候補者がわかります。
新聞社のHP 各新聞社が政党や政策を比較したページを公開しています。
マニフェストの比較は判断材料になるので、自分の関心のある分野だけでも見てみましょう。
候補者のHP・SNS 候補者のホームページやフェイスブック、ツイッター、ブログなどからは、意見や政策だけでなく人柄も垣間見ることができます。
街頭演説 生の声を聴くことで感じることもあるかもしれません。
公開討論会 複数の候補者の意見や態度・政治姿勢を見聞きできるので、比較しやすいです。
テレビの政見放送 シンプルなセットの中で候補者が発言するためか、個性が際立ち実は地味に面白い番組です。また放送局によるカットは禁止されていて、発言は(失言も含め)すべてそのまま放送されます。
選挙公報 世帯ごとに届けられる公報誌です。候補者のプロフィールや政策が記載されています。インターネットでも見ることができます。

このように、さまざまな方法で候補者の情報を得ることができます。
しかし、メディアの情報をうのみにせず、自分で判断することがとても重要です。

複数の情報を見たり、いろいろな視点で考えることを普段から意識してみましょう。
家族や友達とニュースについて話し合うなど、いろいろな人の考えを聞くことも大事です。

選挙の意義

日本は代議制民主主義を採用しており、国民の代表者である国会議員が国権の最高機関かつ国の唯一の立法機関として、直接的・間接的に国のあり方を決めるという体制をとっています。

例えば、学生に身近な問題を挙げれば、大学の学費や奨学金、社会保険料、所得税や消費税などについても、選挙によって選ばれた国会議員が中心となって決められているのです。

選挙は、そんな権限を持っている私たちの代表者を私たち自身が決めるという意味でとても重要なものです。

衆議院議員総選挙のしくみ

第48回衆議院議員総選挙は、衆議院議員の全員(今回の選挙から465人となりました)を一度に改選する大規模な選挙です。18歳選挙権が成立してから初めての衆議院議員総選挙です。
「小選挙区」と「比例代表」の2つの選び方で議員を選びます。1人の有権者がその両方に(合計2票の)投票をします。

選挙区 全国289の選挙区からそれぞれ1人、合計289人を選びます。
投票用紙には、候補者名を書いて投票します。
比例代表 全国を11のブロックに分けて、合計176人(北海道8人、東北13人、北関東19人、東京17人、南関東22人、北陸信越11人、東海21人、近畿28人、中国11人、四国6人、九州20人)を選びます。
投票用紙には、政党名を書いて投票します。

選挙権行使の意義

最近、若者の選挙離れが特に叫ばれています。これを読んでいる皆さんの中にも、投票に行ったことがない、行きたいとも思わない、という方が少なくないでしょう。では、皆さんが投票に行くことにどのような意味があるのでしょうか。

そこには、3つの意味があります。

  • 第1に、選挙や投票を通じて皆さん自身が社会や国家に対して関心を持ち、それらを正確に理解することによって、皆さん自身が人生をよりよく過ごすための知識やスキルを手に入れることができるようになります。またそのことは、皆さんが今後挑戦する各種の就職面接や筆記試験でも有利となります。
  • 第2に、皆さんが選挙や投票を通じて社会や国家に対して興味を持てば、私たち教員もそれに触発されて、皆さんを応援すべく、従来以上に様々な形で情報提供や議論の場を提供するようになり、ひいては大学全体が知的に活性化して、大学教育がより充実したものとなります。
  • 第3に、若者の投票率(20代の最近の投票率は3割強です)が向上すれば、政治家が若者の意見により注意を向けるようになり、例えば学費や奨学金、年金や健康保険、税金など、皆さんにとって身近な問題について、皆さんの利益になるような政策や法律を提案してくる可能性が高まります。

ぜひ皆さんも、選挙を活用して人生のスキルアップをはかって下さい。

≪関連リンク≫

初回掲載:2016/6/22
改訂:2017/10/11