学部紹介

学部長あいさつ

法学部長 大村 芳昭

 法学部の教育理念(カリキュラム・ポリシー)は、「人権感覚の育成と共生意識の確立」です。「人権感覚の育成」とは、一人一人の人間を大切にするという感覚を育てることを意味し、「共生意識の確立」とは、人々が互いを尊重しあい協力しあう意識を確立することを意味します。これらは、人間社会の中で生きていく際のいわば原点であると思います。現代の高度化・複雑化した社会において、これらの要請を同時に達成することは、場合によっては至難の業かもしれません。しかし、だからこそ逆に、これらの原点に立ち戻って、私たちの社会のあり方や、私たち自身のあり方を見つめ直してみることには、大きな価値があると思います。

 法学部での教育は、教養を高め、専門的な知識・能力を身につけることがその内容となります。しかし、知識や能力をいかに高めても、人間の原点である「人権」と「共生」を忘れてしまったのでは、せっかく学んだ内容も無駄となり、あるいは害悪にすらなってしまいます。人間としての原点を常に意識し、自分はいま何のためにこの勉強をしているのか、という問題意識を常に頭の中に置きながら、大学での学びに取り組んで下さい。