教員紹介

田口 和夫 先生田口 和夫 TAGUCHI Kazuo

特任教授 / 法学学士

学生へのメッセージ
 「国際租税を含む租税法の基本的な考え方を伝えると共に、
  税理士資格を目指す人の税法科目の修士論文作成の指導に
  全力をあげます。」

出身大学:東京大学法学部
経歴:大蔵省国際租税課補佐、サンフランシスコ日本国総領事館領事、国税庁国際業務室長、同審理室長、同法人税課長、ベーカー&マッケンジー法律事務所国際担当税理士
趣味:読書(東西古典文学歴史書),音楽鑑賞(クラシック・中世・ジャズ),和洋古書収集
子ども~青春期を過ごした土地: 岐阜県加茂郡東白川村(中一まで)、岐阜市(高校)
メールアドレス:taguchi@非表示cc.cgu.ac.jp
  • 専門分野
    租税法、国際課税
  • 主な担当科目
    租税法特論I・II 租税法演習I・II 特別研究指導I・II
  • 所属学会
    日本産業経済学会 IFA(International Fiscal Association) 東京税理士会蒲田支部(税理士)
  • 現在の研究テーマ
    <国際租税、特に国際的租税回避について>
    昨今の経済社会のグローバル化の著しい進展とともに、国際租税問題が従来以上に一般の注目を集めるようになっており、中でも、タックスヘイブンの利用を含む様々な「国際的な租税回避」の試みへの対応がG20首脳会議の議題に採り上げられるなど、先進国・開発途上国共通の重要課題として浮上しています。これは、各国の税収の直接的な減少という問題であるに止まらず、国民の納税意欲の低下を招来し、たださえ危機的な状況にある各国の財政に対して、より根本的な影響を与えかねない事態として、認識されつつあります。これは、税収減という財政当局にとっての問題であるに止まらず、われわれ個々の納税者にとっても、フリーライド(free ride ただ乗り)を許すことによって、そこで回避された租税負担を肩代わりさせられる、ということを意味し、租税負担の公平という基本的な原則に係る見逃せない問題なのです。租税回避に対する対応を巡る法律学的なポイントは、立法論の面でも、解釈・適用論の面でも、租税法律主義(課税の要件は法律により、明確に定めなければならない。)と租税公平主義(税負担は納税者の担税力=税を負担する能力、に応じて公平・平等に配分されなければならない。)という租税法上の二大原則の調和・バランスという困難な課題をどう解決するかということになります。これは、この課題に取り組む人の世界観・社会観にも関係する高度で微妙な学問的課題であると言えます。私としては、過去に課税当局(国税庁職員)と納税者(税理士)の双方の立場からこの問題に実際に取り組んで来た者として、その経験を踏まえてこの課題に挑戦して行きたいたいと考えています。
  • 主な教育業績
    • 講演「日中税制の比較及び日中租税条約について」(千葉商科大 対上海立信会計学院生集中講義,2015年4月 )
    • 講演「International Tax」(千葉商科大 対インド人留学生集中講義,2014年2月)
    • 講演「日本・モンゴル租税条約について」(経済産業学会モンゴル大会発表,2013年9月)
    • 講演「国際租税の考え方と実状」((株)アビタス主催セミナー講演,2012年8月)

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