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あびこ祭で「和」を感じる
 ~中央学院大学 茶道部の活動~

2017年10月

中央学院大学茶道部はあびこ祭でお茶会を開き、「主人公」の掛け軸を飾って、お客様をもてなします。 茶道部の活動
茶道部での日々の稽古では「主人公」という言葉を大切にしています。「主人公」とは自分の中にいる本来の自分、もうひとりの自分のことです。いろいろな物事に悩み、執着するエゴの強い自分ではなく、純粋な自分が「主人公」なのです。

この言葉は、中国唐代の禅僧、瑞巖(ずいがん)和尚の言葉です。
瑞巖和尚は毎日、「おい、主人公よ」と自分自身に呼びかけ、「はい」「しっかり目を覚ましておれよ!」「はい、はっきりしております」「これから先も、他人に瞞(だま)されてはいかんぞ」「はい」と自問自答したといいます。
「しっかり目を覚ましておれよ!」というのは起きているという意味ばかりでなく、「本来の自分であるように」ということです。人間は一生懸命やっているつもりでも、ともすれば本性、本心が眠ってしまいがちになるので、それが眠らないように、自分自身を叱咤激励して、絶えず本性を呼び覚ますことが必要なのだということです。周りに流されることなく、自分らしくあることが大切だという教えです。

あびこ祭では、部員全員が交代で亭主(茶をたて客をもてなす茶会の中心者)の補佐役である「半東(はんとう)」を務め、お客様に道具の説明やお茶をお配りする仕事をします。その中で、それぞれが自分なりの「主人公」とは何かを発表します。学生達からどんな「主人公」が語られるのかぜひ楽しみにしてください。

ここでは商学部4年高田 伸吾さんの「主人公」を紹介します。 茶道部の活動
「私にとっての主人公は自分に恥ずかしくない自分でいることです。他人の目を気にしてばかりいると、他人から見たら都合がよく、八方美人な人と映り、信頼に足る人にはなり得ないと思います。しかしいつも自分に正直に生きていれば、おそらくその事が周りの人が私の人間性を理解する一助となるはずです。私は文化祭などのお茶をお出しする機会では常にお客さんの楽しみを第一に考えています。稽古で習った点前の手順や作法は実は二の次です。お茶を飲んだお客さんの笑顔のためのもてなしが私の主人公です。」

 茶道部はあびこ祭だけでなく、茶道部の活動留学生交流会において留学生の茶道体験をサポートしたり、老人ホームの皆さんにお茶をふるまったりと、積極的に地域と関わりながら活動しています。

 

商学を学びながらリラックスタイム
    ~Teachers' cafe~

2017年10月 

先生方のみで出店する「Teachers' cafe」があびこ祭に今年もOPENします。
「Teachers' cafe」は、【フェアトレード】で輸入したコーヒー生豆を、その場で焙煎し淹れることにこだわっています。

【フェアトレード】とは直訳すると「公平な貿易」という意味で、発展途上国の原料や製品を、適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い発展途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す「貿易のしくみ」です。彼らの生活を守ることは、生産量をあげるために必要以上の農薬を使うことを防止でき、環境破壊から地球を守ることができます。つまり私たちの食の安全を保障することにもつながっています。

先生方

「商学部教員として学生全体に国際取引のあるべき姿を意識付けしたい」と葉山大地先生は語ります。そんな思いも「Teachers' cafe」にはあります。

先生方が手にしているのは、夏休みに「Teachers' cafe」のメンバーで自作した手回し式の焙煎器です。よりスピーディーに大量の豆を炒れるように先生方で集まって作成したそうです。あびこ祭当日、その様子もカフェにて見ることができます。
また先生方が作成したポスターなども貼られ、コーヒーを飲みながらフェアトレードについて学ぶことができます。すぐ近くに先生もいるので気軽に質問してください。

なお収益金は、貧困地域、特に児童労働に対する活動団体などへ寄付いたします。ぜひ皆さん「Teachers' cafe」で美味しいコーヒーを飲むと共に、フェアトレードについて理解を深めてみませんか。