あいさつ

    教育の世界は大きく変わりつつあります。小学校から大
   学まで競争と評価が浸透して、「ゆとり教育」とは裏腹に、
   多忙とストレス過剰な状況が強まっています。最近では、
   行き過ぎたネオ・リベラリズムを見直して、生活や教育への
   公的保障への関心が高まっており、フランスを中心とする
   ヨーロッパの経験に学ぶ機会が訪れているのではないで
   しょうか。
    さて、本学会は、日本におけるフランス教育研究者が、
   研究交流と情報交換を通じて、研究の充実・発展を図るた
   めに、1982年に結成されました。毎年、研究大会を開催
   するとともに、1989年からは『フランス教育学会紀要』を発
   行して、学会としての活動を充実させてきました。現在、
   教育の思想、制度、行政、内容および方法と幅広い分野
   をカバーできる会員を擁しております。フランスの教育を
   トータルに知るとともに日本の教育が学ぶ宝庫として、
   これからも本学会を盛り上げて行きますので、ご関心の
   ある方、是非、ご参加下さい。                       

                 会長 堀内達夫(大阪市立大学)

©ikeda 1999

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