シンポジウム: 「フランスにおける学力観を日本から問い直す」
13時30分〜16時45分 C館(803教室)
登壇者: 綾井桜子、上原秀一、細尾萌子、園山大祐
司会者: 藤井佐知子
シンポジウムのテーマ設定の趣旨
知識基盤社会と言われる21世紀に入り、各国では学力向上に向けた取り組みが行われている。
我が国でも全国学力テストの導入、授業時数の増加や思考力・理数教育の充実を盛り込んだ新学
習指導要領の実施など学力向上に向けた動きは加速化している。フランスでも同様の動きがみら
れ、特に義務教育段階では共通基礎知識技能(socle commun)を定めてその獲得を全員に求め
るなど、学力保障に向けた取り組みが進められている。
こうした動向下、各国は能力や学力をどのように捉えているのであろうか。周知のように、
OECDのPISA調査では、知識を活用する力を重視するなど、従来と異なる学力の捉え方をして
世界のメインストリームを築きつつある。では、「知識」を基軸に教育を組織化してきたフランス
は、今日どのような能力観、学力観に拠って立とうとしているのであろうか。また、これらをめ
ぐってどのような現実の問題や葛藤があるのだろうか。
本シンポジウムでは、フランスの学力観について、伝統と変容という視点から切
り込み、学力をめぐる理論と実態を多面的に捉えてみたい。
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