学校法人中央学院「学校創立125周年記念事業」募金

ご挨拶

 学校法人中央学院は、来る2025年(令和7年)に学校創立125周年を迎えます。本学院のルーツは、1900年(明治33年)に日本橋蛎殻町に設立された日本橋簡易商業夜学校までさかのぼります。全国に600余校を数える私立大学の中で、120年を超える歴史を有する大学は数少ないものと思われます。
 創立者の高楠順次郎博士は英国等欧州に留学経験のある仏教学の権威であり、教育理念は、日本人としての仏教倫理と西欧の近代思想の融合、すなわち、「中庸」にありました。
 日本橋簡易商業夜学校は、1902年(明治35年)に甲種実業学校に昇格して中央商業学校となり、京橋区霊岸島の三層楼の近代的な建物に移転しました。校名に冠した「中央」は、社会の中心・中央を志向する高楠博士の強い意識の表れと伝えられています。以来、同校は日本の中央に位置するという名称にふさわしく、首都東京の私立商業学校の雄として、幾多の優れた商業人の育成に貢献してきました。
 本学院は戦後、中央商業学校の後身である中央学院大学中央高等学校のほか、中央学院大学、中央商科短期大学(2001年廃止)、中央学院高等学校を開学し、総合学園として発展してまいりました。創立時の「中庸」の精神は、現在、中央学院大学の「公正な社会観と倫理観の涵養」という建学の精神に受け継がれております。
 創立125周年を迎えるにあたり、次なる150周年を見据えて、IT・DXの時代にふさわしい教育を実現するために、記念事業としてハード・ソフト両面における新たな施設設備等の充実に取り組むことといたしました。
 さらなる本学院の発展のために、ご理解とご賛同をいただき、格別のご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 
学校法人中央学院
第11代 理事長 椎名市郎
学校法人中央学院 学校創立125周年記念事業寄付金募集 趣意書
 学校法人中央学院は、1900年(明治33年)、東京日本橋蛎殻町に開校された日本橋簡易商業夜学校を前身とし、2025年(令和7年)に創立125周年を迎えることになりました。
 日本橋簡易商業夜学校は、仏教学の泰斗であり東京帝国大学教授兼東京外国語学校校長の要職にあった高楠順次郎博士を中心に、南岩倉具威、梅原融、宝閣善教のほか、当時の教育界を担う俊英により設立されました。
 高楠博士の理想は、現在も受け継がれている建学の精神、「誠実に謙虚に生きよ 温かい心で人に接し 奉仕と感謝の心を忘れるな 常に身をつつしみ反省と研鑽を忘れるな」という言葉にその神髄を見ることができます。
 日本橋簡易商業夜学校は、1902年(明治35年)に甲種実業学校の認可を得て中央商業学校となり、京橋区霊岸島(現在の中央区新川)に移転しました。同校の創立10周年記念式典において、日本資本主義の父と称された渋沢栄一翁は、「実業の発展がなければ日本の国運の進展はなかった」と実業教育の大切さを語っています。創立以来、中央商業学校は首都東京の名門私立商業学校として発展を重ねて参りました。
 顧みれば、明治・大正・昭和・平成・令和の5代にわたる120余年の歳月は、まさに、我が国が近代から現代へと移行する激動の時代でした。この間、1923年(大正12年)の関東大震災では、文字通り学舎は壊滅的な打撃を受け、また1941年―45年(昭和16年―20年)の太平洋戦争と敗戦後の混乱により学校経営は、しばしば危機に陥りました。
 しかし、こうした苦難に耐え、これらを克服して今日の発展を遂げましたことは、学校教職員・関係者の献身的な努力と本学院で学ばれた先輩諸氏や学生生徒並びに保護者の皆様のご支援・ご協力の賜物です。
 とくに、戦後の本学院は、1948年(昭和23年)に中央商業学校の後身である中央高等学校(現中央学院大学中央高等学校)のほか、1951年(昭和26年)に中央商科短期大学(2001年(平成13年)廃止)、1966年(昭和41年)に千葉県我孫子市に中央学院大学、1970年(昭和45年)には中央学院高等学校を設立し、現在、1大学2高等学校を有する総合学園となりました。
 なかでも中央学院大学は、商学部、法学部、現代教養学部、大学院商学研究科の3学部1大学院を擁する大学に発展してまいりました。スポーツの分野においても、駅伝部が正月恒例の箱根駅伝出場の常連校として実力をつけ、硬式野球部は千葉県大会優勝と全国大会優勝の栄誉を勝ち取るなど全国的な実力と知名度を誇っています。加えて、2つの付属高等学校はそれぞれの地元等で高く評価されております。
 本学院は、来る創立125周年を機に、時代の変化を先取りして社会の要請に応えるために、125周年記念事業として新たな施設設備の拡充に取り組むことといたしました。
 さらなる本学院の発展のために、物心両面にわたる特段のご理解ご支援を賜りますよう切にお願い申し上げます。
 
学校法人中央学院 理事長 椎名 市郎
中央学院大学 学長 大村 芳昭
中央学院大学中央高等学校 校長 大橋 治久
中央学院高等学校 校長 横田 一弘
各学校長からのメッセージ
 中央学院大学は、高楠順次郎博士の教えをもとに「公正な社会観と倫理観の涵養」を建学の精神として1966年に開学しました。法人が125周年を迎える2025年、大学は59年の歴史を迎えることになります。そして、この間3万5千人以上の卒業生を送り出してきました。開学以来の本学の伝統ともいうべき少数教育の方針のもと、教職員が一体となって学生ひとりひとりに寄り添った教育を行っております。本学のなおいっそうの発展のためにご支援いただければ幸いです。
中央学院大学 学長 大村 芳昭
 本校は1900年の創業以来、建学の精神のもと、倫理観を持った誠実な人間の育成と温かく家族的な絆を大切にした教育活動を行ってまいりました。今後は、社会環境や生活環境の急速な変化にも柔軟に対応できる教育の質と環境をより一層整えることが大切であると考えております。本校のさらなる発展のために、皆さま方からのご支援とご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
中央学院大学中央高等学校 校長 大橋 治久
 本校は1970年に開学し、建学の精神を根幹に時代のニーズに応じた教育を実践してきました。現在、生徒それぞれの“持ち味”を生かし、成長を続けられる人づくりをめざして、S特進コース・進学コース・スポーツコースの3コースを設け、生徒一人ひとりと向き合う教育を行っています。感謝の心を常に持ち、伝統を守りつつ、これからの新しい時代に合致した学校づくりを行いたく、更なる支援とご協力を宜しくお願い申し上げます。
中央学院高等学校 校長 横田 一弘
募金名称 学校法人中央学院 学校創立125周年記念事業募金
募金の目的 時代の変化を先取りし、社会の要請にこたえうる学園づくりを目標とし、法人傘下の大学及び高等学校において、教育研究環境整備をより充実させることを目的とする。
募金の使途 教育研究環境整備として建物や施設設備・備品等の整備に係る諸経費に充てる。
募金期間 2022年(令和4年)7月~2026年(令和8年)3月
募金目標額 3億円
募金金額 個人:1口 10,000円
法人・団体:1口 50,000円
※一口未満でもご寄付いただければ幸いです。

寄付金(者)への特典等

1.感謝状の贈呈
多額のご寄付を賜りました方には、感謝状を贈呈いたします。
〔個人〕30万円以上 〔団体〕50万円以上 〔法人〕100万円以上
 
2.銘板に記名
ご寄付を賜りました方のご芳名を銘板に刻み、末永く顕彰いたします。
〔個人〕5万円以上 〔団体〕10万円以上 〔法人〕30万円以上
※匿名の方は除きます。
※金額は募金期間中の累積額となります。
 
3.芳名録に記載
ご寄付を賜りました方の芳名録を作成し、WEBサイトに掲載いたします。
※匿名の方は除きます。
 
4.記念品の贈呈
ご寄付を賜りました方に、金額に応じた返礼品をご用意しております。
<お問い合わせ先>
学校法人 中央学院 法人事務室(募金事務局)
〒270-1196
千葉県我孫子市久寺家451
電話: 04-7183-6565(平日9時~17時)
E-mail:kifu_hojin@cgu.ac.jp