学長室だより

学長室だより
新年を迎えて   
新年明けましておめでとうございます。
2024年の元日に発生した能登半島地震から一年が過ぎましたが、インフラの復旧はこの一年でかなり進んだものの、生活の再建はまだ道半ばであり、一刻も早く被災者の皆様が心穏やかに過ごせる状況になることを祈らずにはいられません。

さて、年末年始、皆さんはどのようにお過ごしだったでしょうか。私は家族と共に関西で新年を迎えた後、2日から3日にかけて箱根駅伝を現地で応援しました。本学新記録のタイムをマークし、総合順位も前回より上げましたが、高速化のますます進む中、総合14位とシード権には届きませんでした。駅伝部の選手、スタッフ、関係者の皆様のご尽力、そして皆様からのご支援、ご声援に感謝すると共に、駅伝部が来年に向けて新たな決意のもとに出発してくださることを期待したいと思います。

大学、特に私立大学の生存競争がますます激しくなる中、本学としては、学生に寄り添い、学生を伸ばす大学であることを、説得力のあるエビデンスに基づいてアピールできるよう、教育改革、内部質保証を進めつつあります。すでに、学生が自分の能力の伸びを学内ポータルから確認できるシステムをこの4月から導入予定ですし、学生に対する総合的な指導やケアを担当する新たな部局の早期設立に向けて鋭意検討中です。その他、段階的に進めている学内環境のさらなる整備、我孫子市との連携による学生からの発信力の強化、環境にやさしい大学に向けての第一歩としての太陽発電設備の設置など、この大学の強みを増やし高校生に評価される大学を目指す動きを進めています。どうぞ、中央学院大学の今後の変化、そして進化ご注目ください。

暦の上で春になったとはいえ、寒い日が続いています。皆様どうぞご自愛ください。
 
学長  大村 芳昭
(最終更新日:2025年1月14日)