総合型選抜入試
※各学部の出願シートは2ページあります(A4片面印刷)
学校推薦型選抜入試
<学校推薦型選抜入試特待生 小論文テーマ>
学部ごとに3つのテーマより1つを試験当日に出題します。出題されたテーマについて、800字程度で論述してください。
- 【商学部】
- 1.地球の温暖化を防ぐために、カーボンニュートラルが宣言され、脱炭素社会の実現に向けて、企業では様々な取り組みが行われている。その取り組みについて具体的に説明し、それについてのあなたの考えを述べなさい。
2.近年、ESG投資が注目されている。ESGとは、Environment(環境)、Social(社会)、Governance(ガバナンス)の略称である。これまで企業への投資は、主に財務情報が重視されてきたが、このESG投資は、それに加えて企業のESGの面も考慮して行う投資である。そこで、このESG投資について具体的に説明し、この投資に対するあなたの考えを述べなさい
3.テクノロジーの進歩が必ずしも人類に幸福をもたらすとは限らない状況である一方で、個人、国、国家間では価値観や経済的な理由を背景にその開発や利用を行なっている。そのような状況において、我々はどのような価値観や考えに基づいて社会生活を営む必要があるかあなたの考えを述べなさい。
- 【法学部】
- 1.最近、各地の地方裁判所で、同性婚を認めない現行制度が「違憲」または「違憲状態である」との判決が出されており、同性婚を容認する社会の風潮が強まっているように思われる。このような風潮は、どのような理由に基づくものであると考えられるか、また、このような風潮をどのように評価するかについて論じなさい。
2.近年、chat GPTを始めとした生成AIがメディア等において取り沙汰されている。そこで、このような生成AIを国会や行政機関において活用することが許されるか、法的・社会的な問題点を踏まえて論じなさい。
3.近年、わが国では少子高齢化による労働力の減少に対応するため、移民の受け入れについて議論されるようになっている。その反面、外国人の受け入れを緩和することには、治安の悪化等の問題が生じる可能性があるとの指摘もある。このような状況下で、わが国の移民政策についてどのような方針を取るべきかについて論じなさい。
- 【現代教養学部】
- 1.あなたが尊敬する日本史上の人物を一人選び、人物名、何をした人か、尊敬する理由を述べなさい。
2.あなたが尊敬する世界史上の人物を一人選び、人物名、何をした人か、尊敬する理由を述べなさい。
3.聖書に「悪に負けてはいけません。むしろ、善 をもって悪に打ち勝ちなさい」という言葉があります。この言葉にはどのような意味があるのか、具体例を挙げて論じなさい。
特別選抜入試
<編入学試験 事前課題小論文テーマ>
学部ごとに以下のテーマより1つを選択し、800字程度で論述してください。
- 【商学部】
- 1.食品ロス削減は、SDGsとも関係して、解決していかなければならない重要な社会問題であり、企業や個人において、削減に向けての様々な取り組みが行われている。そこで、企業の取り組んでいる事例を挙げ、それについて説明するとともに、その取り組みについてのあなたの考えを述べなさい。
2.PB(Private Brand、プライベートブランド)商品のメリットについて、小売業者、メーカー、消費者のそれぞれの視点から説明しなさい。さらに、近年、消費者ニーズの多様化により、PB商品の見直しが図られているが、どのように改善すべきかについて、具体的に事例を挙げて説明しなさい。
3.2016年以降の日本銀行による金融緩和政策について説明しなさい。さらに、この金融緩和政策と物価や日本経済との関係について、あなたの考えを述べなさい。
4.デジタル技術を活用したプラットフォーマーの存在が社会や経済にどのような影響を与えているかを具体的な事例を挙げて説明し、それらにはどのようなメリットとデメリットがあるのかあなたの考えを述べなさい。
5.テクノロジーの進歩により、現代社会では比較的容易にさまざまな出来事や物事を知ることが出来るようになった。そのような背景において、データ、情報、知識、知恵それぞれの違いを踏まえ、社会を形成するという観点において我々人間にはどのような能力が求められているのかあなたの考えを述べなさい。
6.コンピュータの普及により、インターネット上にはさまざまなサーバーや電子機器が稼働しており、それらには膨大な電力が消費されている。そのような背景において、コンピュータによる社会的利益と発電などに伴う環境への影響に関して具体的な例を挙げて説明し、人類はどのような未来を描くべきなのかあなたの考えを述べなさい。
- 【法学部】
- 1.我が国では、自動車の自動運転が拡大しつつあるが、他方でこの技術には様々な問題も含まれ得る。そこで、自動車の自動運転について生じ得る法的な問題点について指摘した上で、どのような対策がなされるべきであると考えるか、論じなさい。
2.近年、SNSの普及により、SNSを通じたデマの拡散や誹謗中傷といった問題が多発している。このような問題に対処するために、憲法21条に反しない限りでどのような方策を取ることができるかについて論じなさい。
3.かつて死刑判決が確定したいわゆる袴田事件について、裁判のやり直しである再審が認められた。この事例において生じた問題について言及した上で、その問題を防ぐためには今後どのような対応が我が国において必要であると考えられるか、論じなさい。
4.近年、裁判員裁判はわが国に定着したといえるが、事件に関わる暴力団関係者が裁判員に声をかけたことで、裁判員の辞退が増加したという事件が発生したこともあった。このような事態に対処するために、どのような方策を取ることが考えられるかについて論じなさい。
- 【現代教養学部】
- 1.文化や芸術に国家が助成金を支払うことについて、どのように考えるべきか論じなさい。
2.婚姻は男女間に限るべきか、同性婚も認めるべきか論じなさい。
3.あなたが関心を持つ外国を1つ挙げ、なぜか論じなさい。
4.自然環境を保護する必要があるのはなぜか、具体的な事例を取り上げて論じなさい。