キャンパスライフ
Campus Life

学位記授与式

2022(令和4)年度 学位記授与式

2023(令和5)年3月20日(月)に「2022(令和4)年度学位記授与式」を本学体育館で挙行し、大学院商学研究科6名が修了、商学部、法学部、現代教養学部の学部生689名が本学を卒業しました。

式典では総代への学位記授与、学長式辞(全文はこちら)、成績最優秀者やスポーツ功労者、資格取得者、千葉県知事賞、千葉県私立大学短期大学協会会長賞、我孫子市長賞の特別表彰が行われました。

令和4年度学位記授与式⑤

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、式典会場への入場は卒業生のみとし、ご父母・付き添いの皆様には、大学内の控室又はご自宅でのライブ中継にてご覧いただきました。

式典後は、各教室に分かれての学位記や記念品等の授与、キャンパス内に設置されたフォトスポットでの記念撮影、卒業祝賀パーティーなどでキャンパスライフ最後の楽しい時間を過ごしました。

卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
皆さんのますますのご活躍とご健勝を心よりお祈り申し上げます。
学長式辞全文(大村芳昭学長)
卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。

皆さんは、2年生から3年生にかけて、新型コロナウイルスの感染拡大という国家的な緊急事態の中、学習や部活動、アルバイトなどで大変なご苦労を経験したことと思います。大学としても支援に努めましたが、皆さんにおかけしたご苦労を思うと胸が痛みます。大学としては、この経験を今後に活かし、さらなる教育の充実に努めていきたいと考えます。

ご家族の皆様、本日はご卒業まことにおめでとうございます。本来であれば同じこの会場で卒業を祝いたいお気持ちかと存じますが、新型コロナ感染予防の観点から、今回は卒業生の皆さんの座席間隔を広くとった関係で、皆様を会場にお招きすることができず、別会場で、あるいはご家庭などで、式典の様子をご視聴いただくことになりました。その点につき、この場をお借りしてお詫び申し上げたいと思います。

さて、ここで卒業生の皆さんへのメッセージとして、今後の人生の中で大切にしてほしい3つのものをお伝えしたいと思います。
まず1つ目は、「大学や学校法人の伝統、先人たちの思い」です。本学を設置している学校法人中央学院の歴史は、1900年に設立された日本橋簡易商業夜学校に遡ります。その設立の中心人物である高楠順次郎先生(インド学・仏教学の権威、東京帝国大学名誉教授)は、「誠実に謙虚に生きよ 温かい心で人に接し 奉仕と感謝の心を忘れるな 常に身を慎み 反省と研鑽を忘れるな」という言葉を残されたと伝えられていますが、これは今の大学のスローガンである Stand by You につながるものです。皆さんは、100年を超える歴史と伝統、そして先人たちの熱い思いを受け継いだこの大学で学んだということをぜひ忘れないでください。

次に2つ目として、「この4年間で味わったすべての経験」です。皆さんはこの4年間、コロナ禍での苦労も含めて、様々な経験を重ねてきたと思います。中には、二度と思い出したくない経験があるかもしれません。ですが、たとえどんな経験であれ、皆さんの人生にとって無意味なものなどありません。辛い経験が、後の人生で自分自身の力になったり、周囲の人たちを助ける武器になったりするかもしれません。どうか、ご自分のすべての経験を大切にしてください。

最後に3つ目として、「皆さんの若さ」があります。人生を坂道に例えるなら、皆さんはまだその4分の1を終えたばかりです。皆さんの未来には様々な可能性が待っています。また、人生に決まったルートはありません。皆さん自身が自分で道を切り拓いて、人生の坂を登って行って下さい。我々はその姿を応援しています。

これからの皆さんの人生が豊かで幸福なものになるようお祈りしております。
本日はご卒業まことにおめでとうございます。

令和4年度学位記授与式①

令和4年度学位記授与式②

令和4年度学位記授与式③

令和4年度学位記授与式④

令和4年度学位記授与式⑥

令和4年度学位記授与式⑦

当日の写真は「大学公式Facebook(アルバム)」にも掲載しています。