硬式野球部

          明治神宮野球大会を終えて(2021)

          • 関係者より御挨拶
          • 写真ご提供者様への御礼

          応援を力に部員全員で勝ち取った栄冠

          関東五連盟の第一代表として東京六大学、東都という大学野球を代表する連盟の各代表と対戦してこの上ない形で初優勝を飾ることができました。これも、日頃から暖かく見守って下さる近隣住民の方々、地元自治体と市民の皆様、市川仁学長をはじめ大学関係者や後援会、学友会の方々のご支援とご指導の賜物と、心より御礼申し上げます。
          日本一という目標の達成に向けて部員各自が使命に燃え、それぞれの果たすべき役割を全うすることにより、関東地区大学野球選手権大会に引き続き、本大会でも各選手が持てる力を存分に発揮してくれました。9月下旬の千葉県大学野球秋季リーグ戦第3節から始まって12連勝で優勝を決めるこれ以上は望めない形で本年度の公式戦を締めくくることができました。硬式野球部全員で勝ち取ったそして部員一人ひとりの優勝といえます。
           
          硬式野球部部長 寺戸 節郎

          寺戸節郎部長

          ここまでのレールを敷いてくれた卒業生と夢をかなえてくれた選手達に感謝

          母校の監督に就任させて頂き24年。その間、卒業生の皆さんには並々ならぬご苦労と辛抱を強いて参りました。「勝ちたい」「優勝したい」という意識は、過去も現在も全く不変です。しかし、過去においては遠い先にある夢のようなものだったのかもしれません。それを、各時代の卒業生達が一歩ずつ歩を進め、5年前に全日本大学野球選手権大会準優勝にまでレールを伸ばしてくれました。これが、夢から現実の目標と明確に変化させる分岐点となりました。今年のチーム目標「日本一」、スローガン「全力」、サブテーマ「全てを力に変える」でスタートしました。が、時に挫折を味わい脱線しながらも選手間で軌道修正を図り「我々は挑戦者」「日本一にふさわしいチーム」という言葉がミーティングで飛び交うようになったころからチーム力の成長を実感しました。
          また、コロナ禍での活動においては、市川仁学長をはじめ大学関係者、保護者の皆様、OB、近隣住民の方々よりご理解とご協力をいただきました。そして寺戸節郎部長、コーチ、学生スタッフ、ベンチメンバーを外れた部員の支えは何にも代えがたい誇りであり宝です。
          私自身が常に目標としていることは、「過去の実績を超える」です。次なる目標へ向けて、新たなチーム(挑戦者)が既に動き出しています。変わらぬご支援、ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。
           
          硬式野球部監督 菅原 悦郎

          菅原悦郎監督

          あきらめない気持ちが優勝という結果に

          大学生活最後を最高の形で終わらせることができました。硬式野球部での4年間は決して順風満帆ではなく、2、3年時には悔しい負け方もしました。加えて昨年からはコロナ禍で全体練習ができず、4分割、6分割など分かれての練習を余儀なくされましたが、「チームは一つ」と「勝つ」ことを共通認識に練習に励みました。ところが今年の秋季リーグ戦では開幕から4戦で1勝3敗。今思うとここがターニングポイントでした。レギュラー全員で「劣勢になってもあきらめない、自分たちらしさを貫いていけば結果はついてくる」と話し合いました。そして支えてくれたみんなへの感謝を胸に「メンバー以外のために」を合言葉に試合に臨んだことが、明治神宮大会優勝という結果につながったのだと思います。仲間と切磋琢磨した日々は、私の大切な財産です。
           
          硬式野球部主将 武田 登生(商学部4年・中央学院高校出身)

          武田登生主将

          同じ目標に向かって頑張る力を実感

          チームが良いときも悪いときも一番近くで選手たちと接してきました。学生コーチの役割は監督・コーチと選手をつなぐこと。練習では選手がやりやすいようなムードづくりを意識しました。ときには厳しいことも言わざるを得ず、「選手のため」と敢えて嫌われ役を演じたこともあります。それでも「勝つ」ことを重ねて自信をつけていくメンバーの姿に、「良いチームになってきたな」と頼もしさを感じました。全員が同じ目標に向かって頑張ること、あきらめないことが、優勝という最高の結果に結びついたのだと思います。僕自身も周りを見ること、自分で考えることなど硬式野球部でたくさんのことを学ぶことができ、本当に有意義な4年間だったと思います。後輩たちにも頑張って欲しいです。
           
          硬式野球部学生コーチ 苅込 健太(商学部4年・中央学院高校出身)

          苅込健太学生コーチ

          一緒に戦う気持ちで選手をサポート

          本学硬式野球部は明るいことと、先輩後輩の壁がなく仲が良いのがチームカラーですが、一人ひとり個性が強く、それを最大限に発揮したのが今年のチームだと思います。コロナ禍ということもあり、他大学と練習試合が組めない、練習が分割になりコミュニケーションが思うように取れない等、影響を大きく受けました。しかし、選手との信頼関係を築き、常に一緒に戦う気持ちを心がけ、主務として仕事に取り組んでこれたことが誇りです。決勝の慶應義塾大学戦は追いつ追われつのシーソーゲーム。今でも日本一になったという実感がなく、夢のようですが、つらかったことも優勝ですべて報われた思いです。
          チームの一員としてチームに貢献できたことを誇りに、ここで得たものをこれからの人生に活かしたいと思っています。
           
          硬式野球部主務 石井 良介(法学部4年・西武台千葉高校出身)

          石井良介主務

          【写真ご提供者様への御礼】

          大学公式Facebookのアルバムに、第17回関東地区大学野球選手権大会の3試合(白鴎大学戦・東海大学戦・神奈川大学戦)および第52回明治神宮野球大会の3試合(佛教大学戦、國學院大学戦、慶應義塾大学戦)の写真を掲載しました。
          これらはすべて、硬式野球部選手の保護者の方々が撮影され、大学にご提供いただいたものです。
          当日応援に行けなかった教職員・学生も、写真を通して硬式野球部全国制覇の感動を共有することができました。
          この場を借りてお礼申し上げます。大変ありがとうございました。

          <大学公式Facebookのアルバム>

          明治神宮野球大会優勝の瞬間