商学部 商学科
Faculty of Commerce

掘井 誠史

講師
掘井 誠史 / HORII Seiji
学生へのメッセージ
「大学生活には、自分自身を成長させることのできるチャンスがたくさん転がっています。このチャンスを逃さず、様々なことに挑んでください!」
掘井誠史先生
出身大学
神戸大学 経済学部 経済学科
最終学歴
神戸大学大学院 経済学研究科・経済学専攻 博士課程後期課程 修了
取得学位
  • 2015年:学士(経済学)
  • 2017年:修士(経済学)
  • 2020年:博士(経済学)
専門分野
  • 西洋経済史
  • ドイツ経済史
主な担当科目
  • 経済学史
所属学会
  • 社会経済史学会
  • ドイツ資本主義研究会
現在の研究テーマ
  • 18世紀後半のザクセン繊維産業
ドイツの工業化といえば一般的には19世紀の中頃に本格化したと言われています。確かに繊維産業での機械の発展や,鉄道の敷設などはこの時期に急速に進みました。しかしながら,機械を作る方法や,より品質の高い繊維製品の製造のための知識,知恵は,それ以前からヨーロッパ中に存在していました。私は特に18世紀後半のドイツ・ザクセン地域の繊維産業を対象として,このような知識の拡がりについて,工業化との関連から研究しています。
主な教育・研究実績
  • 研究費採択「18世紀後半ザクセンで実施された懸賞課題の研究」(研究活動スタート支援、研究代表者、2021-2022年度)
  • 博士学位論文「18 世紀後半ザクセン繊維産業における知識の伝播と受容 – 懸賞課題と紡績機の図面に着目して –」神戸大学(2020)
  • 論文「18世紀末ザクセン繊維産業への紡績機の導入と図面の機能:産業委員会が収集した情報に着目して」(査読付)『社会経済史学』第85巻第4号、397-418頁(2020)
  • 論文「18 世紀後半ザクセン繊維産業へ懸賞課題の実施がもたらした成果」Discussion Papers 2107, Graduate School of Economics, Kobe University(2021)
  • 論文 ”Production of High-Quality Products through Prize Competitions in the Saxon Textile Industry. From Raw Material Harvesting to Finished Product Manufacturing”, THE KNOWLEDGE ECONOMY. INNOVATION, PRODUCTIVITY AND ECONOMIC GROWTH, 13th to 18th century(forthcoming)
関連情報
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