大学院
Graduate school

田口 和夫

特任教授
田口 和夫 / TAGUCHI Kazuo
学生へのメッセージ
「国際租税を含む租税法の基本的な考え方を伝えると共に、税理士資格を目指す人の税法科目の修士論文作成の指導に全力をあげます。」
田口和夫
出身大学
東京大学 法学部 第一類 私法コース
取得学位
  • 1972年:学士(法学)
経歴
大蔵省国際租税課補佐
サンフランシスコ日本国総領事館領事
国税庁国際業務室長、同審理室長、同法人税課長
ベーカー&マッケンジー法律事務所国際担当税理士
専門分野
  • 租税法
  • 国際租税法
主な担当科目
  • 租税法特論
  • 特別研究指導
所属学会
  • IFA((International Fiscal Association)
  • 日本産業経済学会(International Fiscal Association)
現在の研究テーマ
  • 「租税回避」への対応・租税法解釈論
タックスヘイブンの利用を含む様々な「国際的な租税回避」への対応が世界共通の重要課題となっている。これは、税収の減少ばかりだけでなく、不公平感の増大による納税意欲の低下を招き、国家の財政基盤を危うくしかねない。これに対処するには租税立法面での方策と併せて、租税法解釈論の面での検討が必要になるが、その際には、租税法律主義と租税公平主義という二つの原則の調和・バランスという困難な課題を解決する必要がある。
主な教育・研究実績
  • 講演「国際租税の考え方と実状」(株)アビタス主催セミナー講演(2017)
  • 講演「日中税制の比較及び日中租税条約について」千葉商科大 対上海立信会計学院生集中講義(2015)
  • 講演「International Tax」千葉商科大対インド人留学生集中講義(2014)
  • 学会発表「日本・モンゴル租税条約について」日本経済産業学会 モンゴル大会(2013)
関連情報