法学部 法学科
Faculty of Law

萩原 由美恵 ゼミ

刑法の知識を深める活発なディスカッション!学生主体のゼミ
ゼミナールテーマ
刑法総論・各論

先生のコメント
大学に入ったものの何がやりたいのか、何をやるべきなのかわからず迷っている学生さんもいるかと思いますが、ゼミを通して勉学面を充実させることにより、何らかの目標をもつことができると確信しています。
法律に通じている者は、とかく「自分のこととなると法律を盾に損をしないようにするが、他人のこととなると法律論だけで物事を判断し、人情に薄く、人間的温かみに欠ける悪しき隣人」と評されがちです。「善き隣人」となるにはどうしたらよいのか、一緒に考えていきましょう。
萩原由美恵ゼミ01
萩原 由美恵 HAGIWARA Yumie
教授 / 修士(法学)
教員紹介
内容
ゼミ生同士の活発な討論を通じて、刑法総論・各論に関する知識をより確かなものとし、具体的な事案に適用できる力を養うと共に、現実に起きている事件や犯罪者をとりまく社会環境に常に関心をもつことにより、考える力やそれを表現する力を身につけます。また、刑法は様々な価値観や考え方が対立する学問であり、時に個人の宗教観、世界観、人生観につながる態度決定を迫ります。友達との意見の相違や類似点を見いだす作業を通して、自らの法的思考力・判断力を磨くと共に、新たな自分を発見することもできるでしょう。
年間スケジュール
毎回担当者を決め、その報告の後学生同士による質疑応答という形でゼミをすすめていきます。前期は、刑法総論・各論の重要問題から関心のあるテーマを、後期は、刑法に関する最近の判例を各自選び、事件の概要や判旨、学説や判例の動向を紹介してもらいます。議論を通じて、当該事案において妥当な結論は何か、そこに至る論理は如何なるものかを検討していきます。