2018.06.29 (金)TOPICS商学部

商学部 ベスト・ジョブ・プログラム1期生の就職活動

6月12日(火)3限の商学部「キャリアデザインⅡ」の授業にて、ベスト・ジョブ・プログラム(以下BJP)の1期生である4年生2名が、3年生に自身のインターンシップや就職活動の体験を語りました。

株式会社ベネッセiキャリア講師 山岸 啓子氏のインタビューに答える形で進行され、インターンシップへの参加の目的やインターンシップ先をどう探したかなど、これから就職活動を始める3年生が知りたいことを網羅した質問がなされました。

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営業職を希望している商学部 商学総合コース4年生の阿部 竜太(あべ たつひろ)さんは、幕張での大規模な合同説明会に行ったことをきっかけに、昨年6月に茨城県内企業のインターンシップに参加しました。
それまでは就職先に求めるものとして、まず第一に充実した福利厚生をあげていましたが、インターンシップに参加したことで、職場の人間関係が最も大事だと感じるようになったそうです。

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「福利厚生は改善される可能性があるけれど、職場の風土はなかなか簡単に変わるものではない。困ったときに相談できる上司や同僚がいる風通しの良い職場で働きたい。それに気が付いただけでもインターンシップに参加した価値はあった。」また、「筆記試験の対策だけをしても意味がなく、営業職に大事なのはコミュニケーション能力。それがあれば面接を突破できる。」など、インターンシップや就職活動を体験した学生ならではの実感のこもった話に、3年生たちは真剣に耳を傾けていました。

IT業界のSEを志望している商学部 商学総合コース4年生の長田 圭輔(ながた けいすけ)さんからは、学内企業セミナーをきっかけに見つけた1つ目のインターンシップで、その職に合う/合わないを体験できたことが良かった、2つ目のスキルアップ研修型のインターンシップは自己分析する機会になり、人前で話すときの自分の癖を指摘してもらうなど、人に客観的に自分を評価してもらう経験ができ良かったなどの話がありました。

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「就活前は希望する職種も業界も決まっていなかったけれど、実際に活動を始めることで徐々に具体的になった。」「入社してから何をしたいか、さらに5年10年後にはどんな人物になっていたいかを考えるようになり、またそういった質問にも答えられるようになった。」など、この1年での変化や成長を話してくれました。

そのほか3年生からの質問に答える形で、「性格診断テストは見栄を張って嘘を答えてもばれてしまう」「就職活動中も日程調整してアルバイトは続けられた」などの具体的なことや、また内定がもらえなかった経験談もあり、これから就職活動する3年生にとって役立つ内容となっていました。
また先輩二人の話を聞くことで、就職活動の取り組み方や価値観に、同じ部分とまったく違う部分があり、希望する進路や個人の性格によって、人それぞれの就職活動になるのだというイメージもつかめたのではないかと思われます。

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商学部のBJPは、社会に出るための学びを動機づけるプログラムです。
1年の後期から3年の後期にかけて行われ、学びについて考え、また社会や仕事に関する知識を増やし、就職活動に向けた準備を着実に進めます。選抜・定員制ですが、やる気のある学生であれば、誰にでも受講するチャンスがあります。
<お問い合わせ>
部署:企画課
電話:04-7183-6517