2019.03.19 (火)TOPICS就職・進路

学長CrossTalk~公務員内定者~

2019年4月から公務員として勤務する学生達との対談です。
公務員を目指したきっかけや
学生生活の思い出についても語ってもらいました。

<市川学長> 皆さん公務員への内定おめでとうございます。4月から、石井さんは東京消防庁、齋藤さんは我孫子市役所、川口さんは警視庁、水飼さんは千葉県警察で勤務されます。それぞれ仕事は異なりますが、その職業を志望した理由を話していただけますか。

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【石井】 私は常総市の近くに住んでいるのですが、2015年9月に市内を流れる鬼怒川が氾濫した際に、消防隊員の方々が懸命に救助活動をされている姿を見て、私も人を救える仕事に就きたいと思いました。
【齋藤】 昨年の6月に女子バレーボール部の代表として我孫子市の星野市長を表敬訪問した際に、東日本大震災のお話をさせていただきました。私自身、液状化がひどかった我孫子市布佐地域に住んでいるので、自ら経験したことを行政の立場で役立てることができると思い、志望しました。

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【川口】きっかけは地域の交番で働く警察官やドラマの影響でしたが、大学入学を機にバイクで通学するようになり、バイク運転の楽しさや危険性を実感しました。警察官を目指すなら白バイ隊員となって安全運転の重要性を伝えるなど交通の面で活躍したいと思いました。最近は女性の白バイ隊員も増えてきており、憧れがあります。
【水飼】高校生のころから漠然と公務員になりたいと思っていたところ、大学を選ぶ時期に校長先生と行なった面接練習で警察官が向いているのではとアドバイスをもらいました。そのことがきっかけで本格的に目指そうと思いました。

<市川学長> 公務員試験への対策はいつ頃から、どのような準備をしてきましたか。

【石井】 大学3年生の5月から準備をしました。就職課の公務員対策講座を通して、約1年間ひたすら勉強をしました。法学部の授業や、公務員試験を経験している先輩の話は勉強する上でとても役に立ちました。
【齋藤】 部活中心の生活でしたので、勉強は4年生の6月から3か月間で集中して行いました。警察官や消防士を志望している友人たちの試験が先に終わっていたので、教材を貸してもらい、わからないところも時間を作って教えてもらえました。同じ公務員を目指す友人のサポートは心強かったです。

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【川口】 本格的に勉強し始めたのは大学3年の公務員対策講座が始まってからです。その頃は一つ上の先輩たちが試験を受けている時期だったので、実体験を聞いたり、就職課にある試験の体験レポートをじっくり読むなどして対策を立てました。
【水飼】 私も大学3年生からで、就職課の先輩たちの体験レポートも参考にしていました。警察官の採用一次試験の教養試験は数学的な問題が多く、また私は英語もあまり得意ではないため、公務員対策講座で苦手な分野や自分の弱いところをひたすら勉強して試験に臨みました。

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<市川学長> 就職課が主催する公務員対策講座のほかに、法学部では「公務員100人構想」を掲げて、数的処理を始め、英語、現代文、小論文などの教養試験対策のサポートもしています。苦手な部分を早い時期から克服していくことが大切ですね。

では次に、皆さんの学生生活の中で一番の思い出や4年間で頑張ってきたこと、心に残っていることを聞かせていただけますか。

【石井】 3年生になってからの公務員試験の勉強です。きついこともありましたので、楽しい思い出とは言えませんが、これまであまり勉強してこなかった分、そこから合格に向けて懸命に試験勉強と向き合ってきました。

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【齋藤】 1年生の時に女子バレーボール部が関東2部リーグに昇格したことが一番の思い出です。
【川口】 2年生からやっているオープンキャンパスの学生スタッフです。学部や学年を越えた仲間と協力してイベントをやり遂げることはとてもやりがいがありました。また、スキー・スノーボード部と自動二輪サークルに所属し、趣味が合う友人と一緒に過ごすことができたので、勉強の面でも学生生活の面でも充実していました。

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【水飼】 1年生から4年生までの4年間、オープンキャンパスやプライムセミナーで学生スタッフを経験したことです。プライムセミナーでは今年、統括としてスタッフ全体をまとめてきました。人と話すことも好きで、警察官に求められるスキルを学生スタッフの活動で身に付けることができました。警察も団体で職務をこなすので、4年間の経験はこれからも役に立つと思っています。
<市川学長> 皆さんが4年間の学生生活で経験をしたことは社会に出た際にきっと役に立つと思います。多くの学生たちが中央学院大学でいろいろな機会を活用してもらえたことは、一教員としてもとても嬉しく思います。

最後に、後輩の皆さんにメッセージをお願いします。

【石井】 中央学院大学は公務員を目指している学生も多く、情報量も豊富で大学のサポートも手厚いと思います。ですが、周りに頼るだけではなく、自分でどれだけ頑張れるかが合格へのカギになると思うので、努力することが何より大切だと思います。

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【齋藤】 4年間部活をしていたので、入学当初は公務員を目指すのは難しいと思っていました。私は自己推薦枠で採用試験を受けましたが、4年間部活を頑張ってきたからこそ評価してくれる制度もあるので、部活があるからあきらめるのではなく、少しでも興味があればしっかり調べて挑戦してほしいです。
【川口】 公務員志望でしたが、就職浪人はしたくないと思っていたので、一般企業の採用も数社受けていました。自分の将来に対してやれるだけのことをやって就職活動に臨んでほしいと思います。

【水飼】 私は自分にあった勉強方法を見つけるのが遅かったので、試験を受ける3か月前まで志望先はE判定の評価でした。後輩の皆さんには、自分の今いる位置をちゃんと把握して、どのように勉強すればいいのか、自分にあった勉強方法を早めに見つけてほしいと思います。

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<市川学長> 皆さんは4年間の学生生活を全力で楽しみ、情熱をもって公務員合格に向けて取り組んできました。皆さんの努力や一所懸命さが最後に花開き、成功につながったのだと思います。 中央学院大学ではこれからも公務員対策に力を入れて多くの学生たちが合格できるようサポートをしていきます。ぜひ、身近な後輩に皆さんのノウハウを伝えてください。本日はどうもありがとうございました。

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