香取市伊能忠敬記念館学芸員による特別講義「伊能忠敬に学ぶ現代教養」

4月25日(木)、現代教養学部 佐藤 寛教授「現代教養入門Ⅰ」（１年生必修科目）の授業において、香取市教育部生涯学習課伊能忠敬記念館の山口 眞輝主任主事（学芸員）をゲストスピーカーに迎え、「伊能忠敬に学ぶ現代教養」をテーマとした特別講義が行われました。

伊能忠敬は「日本で初めて全国地図を作った」とか「日本で初めて実測地図を作った」などと言われることがありますが、正しくは「日本で初めて実測した全国地図を作った人物」です。

講義では、伊能忠敬の生い立ちや伊能図（伊能忠敬の作った地図）と従来地図との比較、さらには人生論まで話が展開されました。学生たちは伊能忠敬の新たな一面を発見し、特に「”一身二生”という生き方（50歳を過ぎてから第二の人生を始める）」には強く感銘を受けたようです。

「学問と実生活を通して教養力を高め、果敢に実行することを繰り返し、生きる道を切り拓いた」伊能忠敬の生き様を知ることで「教養力×実行力＝生きるチカラ」のように、生涯にわたって学ぶ姿勢の大切さを知るとても貴重な機会となりました。