「キッズアスレティックス×とうほくキャラバン」参加報告

法学部スポーツシステムコースの3年生でバレーボール部の熊谷 李来さん（岩手県立高田高等学校卒）が、東北三県（岩手・宮城・福島）の小学校で開催された「キッズアスレティックス×とうほくキャラバン」にスタッフとして参加しました。

「キッズアスレティックス×とうほくキャラバン」は、東京マラソン財団のチャリティ基金で実施される被災地復興支援事業の一つで、法学部  小林 敬和教授が実行委員長として昨年より関わっています。

熊谷さんは大学に入学してすぐにキッズアスレティックスのインストラクター資格を取得し、ゼミの担当教員でもある小林先生の勧めで、都立公園での子ども達に運動指導するイベントの手伝いをした経験があります。今回はスタッフとして参加していますが、熊谷さん自身も東日本大震災当時は、出身地である岩手県大船渡市の小学校で被災しており、子ども達に運動の楽しさを伝えるスタッフとして被災地を訪問することをかねてより希望していました。

9月中旬、元オリンピック代表選手などトップアスリートの皆さんや地元の岩手大学の学生さんらと一緒に宮古市の小学校3校を訪問しました。決められた時間の中で与えられた役割を果たし、子ども達と一緒に身体を動かしたり、わかりやすい言葉を使って内容を説明するなど、精一杯の活動を行いました。
多くの指導者の皆さんや他大学の学生さん達と一緒に活動できたことは貴重な経験となり、自身の成長にもつながったと話してくれました。