2019.11.28 (木)INFORMATIONTOPICS商学部商学部TOPページ掲載

1年生対象キャリア講座(ベスト・ジョブ・プログラム)開催報告

11月27日(水)2時限と3時限の商学部1年生「プロゼミナール」の授業にて、ベスト・ジョブ・プログラム(以下「BJP」)外部講師である株式会社ベネッセiキャリア 山岸 啓子氏によるキャリア講座が行われました。
商学部の特徴として位置づけられるBJPは、2年次から本格的に導入されるキャリア教育プログラムです。
今回の授業はBJPの概要説明と、4年生2名による就職活動の体験講話を中心に行われました。

商学部4年 経営コース 鈴木 望文(みゆき)さん(内定先:株式会社VINX、職種:SE)

<体験講話の概要>
 2年次からBJPを履修科目として選んだのは、「授業で就職活動の準備ができる上に、単位も取れて一石二鳥だから」という単純な理由でした。当時は就きたい職業や業種も全く決まっていませんでしたし、例えばBtoBやBtoCという言葉も知りませんでした。
 BJPの授業を通して、就職活動をする上での基本的なことを学べましたし、何より「インターンシップに行きなさい」と言われ続けたことは良かったです。3年生になった時点で希望する職業も業種も絞れていなかったため、不動産、アパレル、飲食、ITなど、やっても良いかな?と思える業種のインターンシップはすべて行きました。3年生になった時点で業種すら絞れていなかった私ですが、就職活動を早めに始動できたことで、焦ることなく過ごすことができました。
 BJPを履修する学生は就職に対しての意識が高いので良い刺激になりましたし、授業自体も面白く、またエントリーシートのチェックなども個々に対応してもらえます。

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商学部4年 経営コース 髙村 莉沙さん(内定先:JR東海パッセンジャーズ、職種:パーサー)

<体験講話の概要>
 2年次の始めには自分のやりたいことは決まっていましたが、まだぼんやりとしていました。BJPを履修して先生から「なぜそういった分野の仕事に興味があるのか?」など、少しずつ深い部分まで質問され続けたことで、自分の志望や目標が徐々に明確になりました。
 BJPの授業は学生同士で自身の意見を伝え合うことが多いのですが、もともと人前で話すことが苦手だった私でも回数を重ねることで次第に慣れ、いつの間にかそういった苦手意識を克服していました。
 インターンシップに関しては、将来の仕事の分野は決まっていましたが1つの会社に絞るのは不安でもあったため、視野を広げるためにも他業種のものにも参加しました。結果、軸がぶれることなく志望を決められました。
 BJPでは毎回の授業を通して、自分はどんな仕事にやりがいを持てるのか、自分の強みや弱みは何なのかなど、自己分析を進めることができます。始めは自分自身でもわかっていないため上手く言葉にできなかったのですが、毎回少しずつ考えを深め言語化していくことで、最終的には就職活動の面接に活かすことができました。
 

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山岸先生からは「BJPでは毎週気になるニュースを話してもらう時間がありますが、そこでは芸能やスポーツではなく、経済活動に関する記事を選んでもらっています。商学部の学生ならではの視点で物事を見て、考え、話せるようになって欲しいからです。」というお話がありました。
また最後に「就職活動中は友人にも聞きづらく孤独になりがちなので、BJPという授業で仲間ができることはメリットとなります。しかしいくら授業や仲間からたくさんの情報を得ても、自分で行動しないことには何も始まりません。ぜひ自分の頭で考え、行動できるよう日常の生活からでも意識を持ってください。」というアドバイスがありました。
 

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<お問い合わせ先>
部署:教務課
電話:04-7183-6514