2019.12.10 (火)INFORMATIONTOPICS現代教養学部現代教養学部TOPページ掲載

「我孫子の豊かな文化を学ぶ」合同ゼミフィールドワーク

12月7日(土)、現代教養学部合同ゼミのフィードワークにて、望月ゼミ、黒川ゼミ、土井ゼミに所属する28名のゼミ生が我孫子市の代表的な博物館や史跡、文化財を訪ねました。
日本唯一の鳥類を専門とした「鳥の博物館」では、学芸員の方から我孫子と世界の鳥について詳しい説明を受けました。博物館には手賀沼の自然と鳥のジオラマ、世界中から収集された270点の鳥の標本などがあり、肉食の巨鳥ディアトリマの復元模型と最も背が高い鳥モアの骨格レプリカに学生たちは目を奪われていました。

合同ゼミ:鳥の博物館1

学芸員の方に我孫子と世界の鳥について説明を受ける

合同ゼミ:鳥の博物館2

モアの骨格レプリカとディアトリマの復元模型
昼食後は「我孫子市白樺文学館」を訪れました。大正時代の我孫子には、雑誌『白樺』の中核となった柳 宗悦、志賀 直哉、武者小路 実篤だけでなく、嘉納 治五郎、バーナード・リーチ、瀧井 孝作、中 勘助等も住んでおり、文化人のサロンがありました。文学館から徒歩1分の場所には、我孫子に8年間滞在し『暗夜行路』等を執筆した志賀直哉邸跡もあります。

文学館の音楽の部屋で現代教養学部 望月 哲男教授による白樺派文学についての講義を受けた後は、明治から昭和まで活躍した国際的ジャーナリスト杉村 楚人冠の邸宅である「我孫子市杉村楚人冠記念館」を訪れ、学芸員の方から日本のジャーナリズムについての貴重なお話を伺いました。

合同ゼミ:望月先生による我孫子文学館での講義

望月先生による白樺派文学についての講義

合同ゼミ:杉村記念館にて学芸員の方のお話を聴く

杉村楚人冠記念館にて学芸員の方のお話を伺う
我孫子の自然と文化について多くの事を学び、また学生と教員の交流も深まり、思い出に残る一日となりました。

合同ゼミ:我孫子文学館にて

我孫子市白樺文学館の音楽の部屋にて
<お問い合わせ先>
部署:企画課
電話:04-7183-6517