2020.07.10 (金)TOPICSINFORMATION現代教養学部現代教養学部TOPページ掲載

我孫子市副市長 青木 章氏によるオンライン授業実施報告

2020年7月7日(火) 2限に現代教養学部 佐藤 寛 学部長の『環境と社会』(3・4年生対象科目)の授業において、青木 章 副市長によるオンライン授業が行われました。

我孫子のシンボルである手賀沼、その環境問題については、水質汚染や外来生物の問題について説明がありました。手賀沼の水質は少しずつ浄化が進み、外来生物の駆除も行ってはいるが、これからも市民と行政が力を合わせた取り組みを続けていかなければならないというお話がありました。

我孫子市の歴史や文化では、我孫子には古墳時代の遺跡や出土品が存在することからわかる通り、古くから人々が生活していた地であり、江戸時代には水戸街道沿いの我孫子宿として栄えた町で、大正から昭和の初期にかけては白樺派の柳宗悦、志賀直哉、武者小路実篤といった小説家、杉村楚人冠、嘉納治五郎など、手賀沼の美しさに魅かれた多くの文化人たちが住まいや別荘を設けた魅力ある町であるという説明がありました。

青木副市長講義01

青木副市長講義03

学生からは、野鳥が多く観察できると聞いているがその種類や数はどの位か、釣りが有名なスポットのようだが釣り人や観光客による環境汚染はあるのか、北の鎌倉と言われているが鎌倉市との連携はあるのか、また教員からは、渡り鳥の白鳥が住み着いているがなぜなのかなどの質問があり、中には我孫子市への提言となる質問もありました。

<参加した学生の感想>
『青木副市長の授業内容は大変興味深く、特に「手賀沼には白鳥がいる」という一見プラスに見えかつ宣伝効果がありそうな事象が、近隣農家の方々にとっては害鳥となっているというお話しが印象に残りました。我孫子市としては鳥類保護の精神に則って渡り鳥を大切にするという姿勢と、農家の方々の生産を守るという両方の姿勢をとる必要があり、どちらも尊重しなければならないためそのバランスをとるのは困難を極めるのではないかと考えました。
またCOD(化学的酸素要求量)を減らすために生活排水を無くす努力は必要ですが、そのことで微生物が減り今の手賀沼を愛する釣り人が離れてしまうのも憂慮すべきことだと思いました。』
青木副市長より手賀沼の水質汚染や環境改善に向けた取り組みについてのお話を聞いたことで、物事を多面的にとらえ、簡単に解決できない問題についても深く考え続ける、という経験ができたようです。

次回は2020年7月16日(木) 12時50分~14時20分に、現代教養学部1年生必修科目『現代教養入門Ⅰ』として、再び青木副市長によるオンライン授業が我孫子市役所副市長室より配信されます。
内容は、市制施行50周年を迎える我孫子市の歴史や文化、これまでの発展、我孫子市の課題や特色ある取り組みについて等です。
<お問い合わせ先>
部署:企画課
電話:04-7183-6517