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我孫子市副市長 青木 章氏によるオンライン授業を我孫子市役所より配信

2020年7月16日(木) 3限に現代教養学部 佐藤 寛 学部長の『現代教養入門Ⅰ』(1年生必修科目)の授業において、我孫子市副市長の青木 章氏を講師に迎え、「我孫子を知る」というテーマで市役所副市長室から授業を配信するオンライン授業が行われました。

授業では、我孫子市や手賀沼の概要や歴史、我孫子市の産業としての農業や商業、観光などの紹介、企業立地については現状と課題を挙げ、周辺地域に比べ、企業用地が少なく、企業誘致が難しい部分がありつつも市内に事業所を置く企業は世界でも通用する技術を持っていることなどを説明いただきました。7月1日に市制施行50周年を迎えた我孫子市を様々な角度から知ることができ、とても有意義な講義となりました。

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授業の様子を千葉テレビが取材
講義の中で青木副市長は、我孫子市は「人と鳥が共存する街」と話し、一人一人が自然や環境保全に関心を持ち、鳥という生き物や身近な自然に愛着を持ってもらいたいと話していました。日本で唯一、鳥だけを扱う「鳥の博物館」の設立経緯や環境保全活動の実績がある公益財団法人山階鳥類研究所の誘致について、手賀沼という財産が鳥の生息場所として高く評価された結果であり、鳥が安全に生息できるところは人間も安全に生活できるバロメーターだという説明がありました。

最後の質疑応答で学生からは「手賀沼の汚濁について今のところ有効な解決策はあるのか」、「産業用地を創出し、企業の誘致によって活性化することを目指すというお話があったが、具体的にはどのような構想か」、「我孫子市が鳥にこだわる理由はなぜか」、「高齢化率が高いが高齢者や若年層への支援はどのように行っているのか」など、活発な質問が寄せられ、青木副市長はすべての質問に真摯に回答されていました。
7月7日(火)と16日(木)と2回にわたって行われたオンライン授業の取り組みについて、青木副市長は、「遠隔授業では学生たちの反応が伝わりにくく、一方的に話すようになってしまったが、学生の皆さんに我孫子市をどのように理解してもらえるかを考え、授業に取り組みました。若い学生の皆さんには隣の柏市と比較すると我孫子市はおとなしい街と思われがちです。しかし、人間が本当に住みやすいということは自然・水・環境、人間関係が豊かであること、我孫子市はそこを大事にしているということを少しでも伝えたかった。また、大学生活4年間という時間を我孫子市で過ごす中で、我孫子市を知って、さらに楽しんでいただき、我孫子市が第2の故郷と思ってもらえると嬉しい」と話してくださいました。

20200716青木副市長オンライン授業3

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当日は千葉テレビ、毎日新聞、東京新聞の取材があり、授業の様子は千葉テレビ「NEWSチバ600」にて紹介されました。
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