2021.06.17 (木)TOPICS現代教養学部

ボランティア学に社会福祉協議会よりゲストスピーカー参加

6月15日(火)2時限目、本学非常勤教員 山田 壽一先生の授業「ボランティア学」に、我孫子北地区社会福祉協議会とボランティア市民活動相談窓口 て・と・り・あ より5名の方をゲストスピーカーとしてお招きしました。

我孫子北地区社会福祉協議会会長の柏﨑 房男様より、ボランティアの4原則についてやボランティア活動をする際の心構え、また一番大切なのは相手とのコミュニケーションであることなどをお話しいただきました。

ボランティア先の方と上手にコミュニケーションを取る際のコツである「お互いの共通点を見つけること」を実践するため、学生たちはあまり知らない者同士2名で1組になり、3分間でお互いの共通点を探し合いました。中には10以上も共通点を発見し、コミュニケーション力が高いと評価された組もありました。

ボランティア学01

ボランティア学では、学生が達成すべき行動目標として「自ら活動計画を立て、実践すること」を挙げており、ボランティア先も自分で探します。コロナ禍により受け入れ先や活動の幅が狭められてはいますが、学生たちはそれぞれすでに自らボランティア先を見つけ、デイケア施設や子ども食堂、フリースクールなどで、ご高齢の方や子どもたちの話し相手や遊び相手として活動を始めています。変わったところでは、自分の住む地域のコミュニティーセンターの花壇の手入れを行ったり、マラソン大会の補助を行うスポーツボランティアを行っている学生もいました。

現代教養学部は「現代社会をたくましく生き抜く力」を育む学部として、幅広い教養を身につけ、視野を広げ、自分の潜在能力を見つけ、自分らしく生きるきっかけをつかめるカリキュラムを用意しています。ボランティア学は現代教養学部の専門基礎実践科目(選択必修)の一つであり、ボランティア活動を通じて学生の主体的な社会参加を促し、地域社会の発展に貢献するとともに、各自の資質の向上を目指すことを目的としています。

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我孫子北地区社会福祉協議会会長 柏﨑 房男様

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て・と・り・あ 担当者からのボランティア案内

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活動内容を報告する学生

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山田 壽一先生
なお今回来ていただいた我孫子市の「ボランティア市民活動相談窓口 て・と・り・あ」では、ボランティア先の紹介を行っています。ボランティアに興味のある学生は、ぜひ問い合わせしてください。
 
<お問い合わせ先>
部署:企画課
電話:04-7183-6517