2022.05.16 (月)TOPICS現代教養学部

「茨城町長 小林 宣夫氏による特別講義」実施報告

2022年5月12日(木)の3時限目、現代教養学部 佐藤寛 学部長の「現代教養入門Ⅰ」(1年次必修科目)の授業において、茨城町長 小林 宣夫 氏を講師に迎え、『ラムサール条約登録湿地「涸沼」について』というテーマで特別講義が行われました。

講義では、茨城町の紹介、涸沼の成り立ち、明治から現在までの涸沼の移り変わり、涸沼の生態系、ラムサール条約登録までの経緯と現在の取り組みについての説明がされました。

現代教養入門①

茨城町長 小林 宣夫 氏
参加した学生からは、「絶滅が危惧されるヒヌマイトトンボの生息場所であるヨシ原の減少に対する対策としてどのようなことを行っているのか」、「涸沼周辺の観光スポットにはどのような場所があるか」および「涸沼の特産品にはどのようなものがあるか」といった質問が寄せられ、小林町長と田口眞一 氏(茨城町教育委員会生涯学習課長)により涸沼で行われている対策、および涸沼の近隣のおすすめスポットや特産物に関する情報が丁寧に回答されていました。

小林町長からは「学生が非常に熱心に話を聞いている姿に感激しました。少しでも多くの学生が涸沼に関して興味を持ってもらえると嬉しいです。」とコメントをいただきました。

SDGs教育の一環として非常に貴重な話をしていただき、学生にとって大変有意義な機会となりました。


※ラムサール条約とは、1971年2月2日にイランのラムサールで開催された国際会議で採択された湿地に関する条約であり、正式名称は「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」。採択地の名称にちなみ、ラムサール条約と呼ばれている。

 

現代教養入門②

(左から)佐藤寛現代教養学部長、茨城町長 小林宣夫氏、茨城町教育委員会生涯学習課長 田口眞一氏、我孫子市副市長 青木章氏

現代教養入門③