2022.06.09 (木)TOPICS商学部

掘井先生がイタリアで開催の国際学会にて研究発表

商学部講師 掘井 誠史先生が、5月8日(日)から4日間、イタリア トスカーナ州のフィレンツェ近郊プラトにて開催された学会(※1)に参加し、研究発表を行いました。

財団「F.ダティーニ」国際経済史研究所(※2)主催の今回の学会は、ヨーロッパの研究者を中心に、13世紀から18世紀における有用な知識と経済発展の関係性を、多様なテーマのもとで議論するものでした。
掘井先生は学会にて、「18世紀のドイツ・ザクセンで実施された経済政策によって、繊維産業の発展や知識伝播がどのように、そして誰によって達成されたか」を議論しました。

掘井先生イタリアで開催の学会にて_01

海外の研究者とディスカッションする 掘井 誠史先生(右)
イタリアでの学会に参加された感想として、掘井先生は「コロナ禍ではありますが、数年ぶりにヨーロッパを訪れての報告でした。さまざまな制約のもとでしたが、活発な議論が行われ、自身の研究活動に大きな刺激となりました」と話されていました。

掘井先生は所属の商学部では「経済学史」「経済学」などの授業を、法学部では「経済学」を、現代教養学部では「経済と社会」「経済の歴史」の授業を担当されています。
(※1)学会名:STUDY WEEKS, The knowledge economy. Innovation, productivity and economic growth, 13th to 18th century
(※2)正式にはイタリア語表記:FONDAZIONE ISTITUTO INTERNAZIONALE DI STORIA ECONOMICA "F. DATINI”

なおこの研究発表は、日本学術復興会からの助成を受けた科研費課題「18世紀後半ザクセンで実施された懸賞課題の研究」によるものです。
<お問い合わせ先>
部署:企画課
電話:04-7183-6517