学生サポートセンター主催「リーダーとは何か？リーダーになるには特別講座」開催報告

6月6日(月)と13日(月)の2日間、株式会社ベネッセi-キャリア 山岸 啓子氏を講師としてお招きし、1年生の各ゼミ担当教員から推薦された学生18名が、学生サポートセンター主催「リーダーとは何か？リーダーになるには特別講座」を受講し、社会で働く上で必要となる能力やリーダーシップについて知り、そのために今、大学生活で何をするべきかについて考える機会となりました。

今回の講座は、リーダーになるための第一歩として、企業の新卒採用で最も重視される点を知ることから始まりました。新卒採用に求められる能力は、まず第一に「コミュニケーション能力」、続いて「主体性」「チャレンジ精神」「協調性」「誠実性」「ストレス耐性」です。これらを踏まえ、学生たちは「自己コントロール力」「社会的な態度」「対人関係力」に対する細かい質問に回答・得点化し、自分が持っている能力や、逆に不足している能力を確認していきました。

大学生活でこのような力を伸ばすためには、専門科目や教養科目を学ぶと同時に、社会で実践する機会（インターンシップやケーススタディを扱った授業など）をうまく利用し、学びの質を高めることが重要であり、またリーダーシップ力は、入社3年以内に伸ばすことが大事で、特に後輩を指導していく中で高まっていくということを学びました。

受講した学生からは、「講義を聴くだけでなく、グループディスカッションで意見交換する時間があり、とても良かった」「普段あまり振り返らない自分の姿を見つめ直せた」「企業が求めている人材がわかった」などの感想がありました。

学部の異なる1年生が初めて集まったにも関わらず、それぞれうまくコミュニケーションがとれ、とても内容の濃い講座になりました。
今回受講した学生は、来年4月以降に、今回学んだ内容をどう活かしたかについて学生サポートセンターへ報告してくれることになっています。