2022.12.22 (木)TOPICS現代教養学部

齋藤大輔先生がバイオメディカル・ファジィ・システム学会にて2022年度最優秀論文賞を受賞

現代教養学部准教授 齋藤 大輔先生の論文が、2021年12月発行のバイオメディカル・ファジィ・システム学会誌(Vol. 23, No. 2, pp.43-51)に掲載され、学会の評価を受けて2022年度最優秀論文賞を受賞しました。

論文は、題目を「色差が知覚認知過程へ及ぼす影響」とし、文字色と背景色の可読性(読みやすさ)が高くなる組み合わせを、目の動きと脳波(脳の働き)の関係から検討したという内容です。可読性が高い文字色と背景色の組み合わせは輝度コントラスト(明るさの差)が大きく、比視感度(人の目が光の各波長を感じ取る感度)が高い波長の文字色であることを報告しています。

齋藤大輔先生学会表彰01

12月17日・18日の学会の第35回年次大会期間中に行われた授賞式の様子

齋藤大輔先生学会表彰02

授賞式にて齋藤 大輔先生は、「私の研究が学会で評価され大変光栄です。この賞を糧に今後も研究活動に精進していきたいです。」と述べていました。

齋藤 大輔先生の論文は、J-STAGE(国立研究開発法人 科学技術振興機構の電子ジャーナル公開システム)でご覧になれます。
齋藤大輔先生は、現代教養学部にて「生命科学」「人間科学」「生命科学と技術」等の科目を担当されています。
バイオメディカル・ファジィ・システム学会とは>
人間生活の福祉に深く関わる医療、健康、教育などに対して、またそれらを対象とする生物学、医学、農学、教育学 などの学問に対して、ファジイ理論、ニューラルネットワーク理論、カオス理論、ジェネティックアルゴリズム理論 など いわゆるソフトコンピューティングからの接近による研究によって、学問的および科学技術的な推進を図ることを目的とした学会
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