2023.01.20 (金)TOPICS商学部

カードゲーム「2030 SDGs」実施報告

1月18日(水)、村本ゼミ、森元ゼミ合同プロゼミナールにおいて、公認ファシリテーター中野 健秀先生(商学部准教授)によるカードゲーム「2030 SDGs(ニイゼロサンゼロ エスディージーズ)」を使い、SDGsの17の目標を達成するために、現在から2030年までの道のりを疑似体験しました。また、今回は我孫子市役所から2名の職員の方をお迎えし、学生と一緒にゲームを体験していただきました。

始めにファシリテーターの中野先生から、なぜ今SDGsが必要なのか、SDGsの成り立ち、ゲームの進め方などの説明を受けてゲームスタート。時間、お金、プロジェクト、意思の4種類のカードがあり、チーム毎に異なるゴールを達成することと、全世界が豊かな経済、環境、社会となることを目指して、前半と後半に分けて進めていきます。

2030SDGsカードゲーム①

ファシリテーター中野 健秀先生(商学部准教授)
シンプルなルールであるものの簡単には行かず、前半終了時点では12チーム中6チームのみが目標を達成。ここで、中野先生から「スタート時に比べて経済の成長を表す指標は、経済が3→23と大きく発展してるが、環境は3→2、社会も3→2とスタート時より悪くなっていますが…」と、この時点における世界の状況について説明があり、各チームは後半どのように行動したら良いのかを意識しながらの後半が始まり、最終的には12チーム中10チームが目標を達成し、それぞれの指標は、経済「21」、環境「8」、社会「10」となり終了となりました。(ちなみに「10」が到達目標)

今回のカードゲームを通して、今、世界で起きている気候変動や大気汚染などは、いつどこで起こっても不思議なことではなく世界はつながっていることや、一つ一つの行動において自分自身が起点となっていることなど、持続可能な社会を実現するために自分がどういった行動をとる必要があるのかを考えるきっかけとなりました。また、人類の平和のためには広い視野が必要であることなど、様々なことを学ぶ貴重な時間となりました。

2030SDGsカードゲーム③

2030SDGsカードゲーム⑤

2030SDGsカードゲーム⑨

2030SDGsカードゲーム②

2030SDGsカードゲーム⑥

2030SDGsカードゲーム④

2030SDGsカードゲーム⑧

<お問い合わせ先>
部署:企画課
電話:04-7183-6517