2023.06.06 (火)TOPICS法学部

我孫子市社会福祉協議会による「ボランティアの基礎知識についての講演と高齢者体験」実施報告

5月11日(木)、18日(木)に法学部 非常勤講師 中䑓 由佳里(なかだい ゆかり)先生の授業「NPO・NGO論」にて、我孫子市社会福祉協議会ボランティア市民活動相談窓口て・と・り・あ主任コーディネーターの藤田氏をお招きした講演と体験実習を開催しました。

まず、ボランティアの基礎知識として、我孫子市が近隣市町村よりも人口に対するボランティア活動に参加している割合が高いこと、そして、ボランティアの魅力は、その活動を通して「喜び」や「発見」、自分の周りへ「輪が広がる」ことや自身の「視野が広がる」ことを通して、人生を豊かにすることができることを伺いました。

その後、グループに分かれて「助け合い体験ゲーム」を行いました。このゲームは、一人ずつ困りごとのカードを用いて助けてくれる人を探し、他の人は自分がどのような困りごとならば手を貸してあげられるのかを考えます。困っている人は一人暮らしの高齢者であったり、手足が不自由だったり、性別が異なったりと様々な設定をすることができます。楽しみながら、助け合うことを自分事として考える体験ができました。

ボランティアの基礎知識講演

また、5月18日(木)には、高齢者の疑似体験を行いました。実際におもりの入ったジャケットを着用し、手足に重りを付け、さらに肘や膝にサポーターを付けた状態で身体的な動きの不自由さを体験。腰を曲げたままにしたり、ゴーグルやヘッドホンによって見えにくいことや聞き取りにくい状況も付加されました。杖が必要になり、歩くことも箸を使うのもとても大変でした。

これらの体験を通して、高齢者になると想像以上に日々の生活を送ることが大変なことを理解することができ、今後身の回りの方にも親切にしてあげたい気持ちが自然と生まれることを実感しました。

高齢者疑似体験①

助け合い体験ゲーム①

助け合い体験ゲーム②

高齢者疑似体験②

高齢者疑似体験③

<お問い合わせ先>
部署:企画課
電話:04-7183-6517