2023.06.06 (火)TOPICS法学部

「フィールドスタディーズコース館山合宿研修」実施報告

5月20日(土)~21日(日)の1泊2日で、法学部フィールドスタディーズコースの学生が4年ぶりに館山セミナーハウスで合宿研修を実施しました。
この合宿研修は、1年生を対象とした毎年恒例のイベントとして行っていましたが、COVID-19の影響により実施することができず、2019年を最後に休止しており、現在の1年生~4年生は誰も合宿を経験していないため、今回は全学年合同での合宿研修となりました。

合宿1日目、総勢50人を超える学生たちは、遅刻も欠席もなく全員無事に集合し、谷川先生による合宿の基本説明の後、白水先生による「フィールドスタディーズの目指すもの」と題しての講演がありました。このコースではどのような人材を育てようとしているのか、また特徴的な各科目にどのような意味が込められているのか、そして、どういう学びをしていけば良いのかについての話がありました。

館山セミナーハウス

館山セミナーハウス(千葉県館山市)
続いて、NPO法人「安房文化遺産フォーラム」による特別講義が行われました。2日目に実際に巡検する予定の場所を含めて、館山市内にどのような文化遺産があるのか、それらを繋げていくとどのような歴史が見えてくるのか、とても熱心な語りかけの講義でした。

夕食後は、本コースを特徴づける基幹科目「NPO・NGO論」や「フィールドワーク実践」を担当している中臺先生による「フィールドワークをすることって?」と題する講義が行われ、フィールドワークの大切さやその意味をわかりやすく学生たちに話してくださいました。
そして20時からは、フィールドスタディーズコース全学生の交流会がスタート。お菓子をつまみ、ソフトドリンクを飲みながら、自己紹介・一発ギャグ・歌など楽しい時間を過ごしました。

フィールドスタディーズコースの館山合宿研修①

NPO法人「安房文化遺産フォーラム」による講義の様子
合宿研修2日目は、バス2台に分乗し、前日の講義で出てきた場所を実際に回る「巡検」が行われました。バスによって順序は多少違いますが、午前中は、大巌院・船越鉈切神社・海南刀切神社・特攻艇震洋出撃拠点・渚の駅たてやま(館山市立博物館分館)、午後は「かにた婦人の村」・赤山地下壕・掩体壕跡を回りました。
NPOガイドスタッフ方の説明を聴きながら館山の風土や文化遺産に直接触れられたことは学生たちにとって大きな刺激になったようです。

4年ぶりとなった今回の合宿研修でしたが、あらためてフィールドスタディーズコースが掲げる「体験」や「現場主義」の重要性を感じさせるものとなり、学生と教員、学生同士のコミュニケーションも取れ、大変充実した2日間となりました。

詳しい合宿研修の様子は、フィールドスタディーズコースのブログでお読みいただけますので、ぜひご覧ください。

フィールドスタディーズコースの館山合宿研修③

合宿2日目の巡検の様子

フィールドスタディーズコースの館山合宿研修

フィールドスタディーズコースの館山合宿研修②

フィールドスタディーズコースの館山合宿研修④

フィールドスタディーズコースの館山合宿研修⑥

<お問い合わせ先>
部署:企画課
電話:04-7183-6517