川久保副学長「市川市における平和啓発事業の推進に関する報告書」を市川市へ提出

3月22日(水)、市川市役所において市川市平和啓発事業検討協議会の最終会合が行われました。

川久保文紀副学長（法学部教授）は座長として報告書をまとめ、市川市の松丸多一副市長に提出しました。
市川市は、昭和59年に「核兵器廃絶平和都市宣言」を行い、「平和寄席」をはじめとしたさまざまな平和啓発事業に取り組んでいます。5名で構成された検討協議会では、ウクライナ情勢の緊迫化をふまえ、若い世代への平和の継承を市としてどのように展開させていくべきかについて活発な議論が行われました。そのなかで、川久保座長からは、我孫子市平和事業推進市民会議の取り組みや、我孫子市との地域連携のなかで展開されている中央学院大学における平和教育の内容について紹介が行われました。

松丸副市長からは、報告書における提言をふまえ、市としても積極的に平和啓発事業に取り組んでいく旨のお話があり、有益な懇談となりました。