CGU NEWS
2025.06.20
現代教養学部
キャリアデザイン「人事担当者による『企業が求める人材とは』」実施報告
5月13日(金)4時限目、現代教養学部 齋藤大輔教授の「キャリアデザイン(3年次専門基礎科目:選択必修)」の授業において、スターティア株式会社 人材開発部 部長 村野洋平 氏を講師に迎え、「人事担当者による『企業が求める人材とは』」についての講演が行われました。
村野氏は、入社後7年間の営業職を経て、その後10年間にわたり新卒教育に携わり、現在は採用・教育の責任者として活躍されています。これまでに1000人以上の新卒社員の教育に携わってこられた、豊富な経験をお持ちです。
村野氏は、入社後7年間の営業職を経て、その後10年間にわたり新卒教育に携わり、現在は採用・教育の責任者として活躍されています。これまでに1000人以上の新卒社員の教育に携わってこられた、豊富な経験をお持ちです。
講演では、自己紹介と企業紹介に続き、「企業が求める人材像」および「就職活動におけるアドバイス」という2つのテーマについて語られました。
「企業が求める人材像」に関しては、「企業が求める人材ランキング トップ10」をもとに、指示を待つのではなく自ら考え行動する「主体性・自立性」や、課題を見つけて解決する「課題発見・解決力」といった能力が、現代社会において極めて重要視されていることが強調されました。これらのスキルは、就職活動における自己PRの核心でもあると指摘されました。また、今後の社会ではEQ(心の知能指数/人間性)とAIの活用が重要な鍵を握ることに触れ、AIを適切に使いこなしつつも、その本質を見抜く力を育むことの重要性が語られました。
「企業が求める人材像」に関しては、「企業が求める人材ランキング トップ10」をもとに、指示を待つのではなく自ら考え行動する「主体性・自立性」や、課題を見つけて解決する「課題発見・解決力」といった能力が、現代社会において極めて重要視されていることが強調されました。これらのスキルは、就職活動における自己PRの核心でもあると指摘されました。また、今後の社会ではEQ(心の知能指数/人間性)とAIの活用が重要な鍵を握ることに触れ、AIを適切に使いこなしつつも、その本質を見抜く力を育むことの重要性が語られました。

就職活動に関するアドバイスとしては、「自己理解」、「多角的な企業研究」、そして「企業との相性(マッチング)」を意識して取り組むことが勧められました。さらに、面接では「一緒に働きたいと思えるかどうか」が重要な評価軸であることに触れ、基本的なマナー(挨拶、身だしなみ、時間厳守)に加え、企業への関心を示す質問姿勢が、面接官に好印象を与える要素となることが示されました。
講演を通して一貫して伝えられたのは、「就職活動はとにかく早くスタートし、多くの企業と接触する行動量を増やすこと」の重要性です。早期から多様な情報に触れ、徹底的に自己分析を行うことが、自身に合った企業を見つけ、入社後のミスマッチを防ぎ、後悔しないファーストキャリアの選択につながると力説されました。ご自身の経験や「3人のレンガ職人」のたとえ話も交えながら、仕事に意義ややりがいを見出すことの大切さについて語られました。
質疑応答では、「AIの効果的な使い方や、初めて使う際に何から始めればよいか」、「学生が面接に慣れていないことはどのように見抜かれるのか」といった質問が寄せられました。これに対し村野氏は、AIは日常の調べ物などから気軽に使い始めるのがよく、継続して使用することでコツがつかめるとアドバイス。また、自己紹介が簡潔すぎる、逆質問がないといった点から、面接慣れの有無が分かることを丁寧に説明されました。
今回の講演は、参加した学生にとって、今後のキャリア形成や就職活動を主体的かつ具体的に進める上で、大きな示唆と励ましを与える貴重な機会となりました。