神岡理恵子先生が「中欧・東欧カーニバル」でトークイベントに登壇

6月14日、15日の2日間、現代教養学部 神岡理恵子先生が渋谷にある「404 Not Found」で開催されたイベント「中欧・東欧カーニバル」にて、トークイベントに登壇しました。このイベントは中欧・東欧の文化に親しんでもらおうと、雑貨やレコード、古着・アクセサリーの販売、中欧・東欧や旧ソ連の音楽を楽しめるDJタイム、トークショーなど、内容盛りだくさんの内容でした。

神岡先生が登壇したのは、『現代詩手帖』６月号で特集が組まれた「ボリス・グレベンシコフの詞　ロシアの未来へ」の刊行記念トークイベント「ソ連 & ロシアのロックカルチャーとボリス・グレベンシコフ」です。グレベンシコフはソ連・ロシアのロック界を牽引してきた第一人者で、現在はロンドンを拠点に精力的に音楽活動をおこなっています。ソ連時代のアンダーグラウンド文化を研究する神岡先生は「ソ連のロックとDIYカルチャー」という題で、規制の厳しかったソ連時代に生まれたユニークな音楽ジャンルやメディア、アパートでのコンサート文化など、音楽文化と歴史背景について講演しました。

フロアに偶然立ち寄った人々も足を止め、トークや音楽、ワークショップに気軽に参加できる楽しいイベントとなりました。中欧・東欧や旧ソ連の文化については、神岡先生の授業「スラヴの社会と文化」「比較文化論」「社会と芸術」などでも学ぶことができます。