CGU NEWS
2025.07.16
法学部
「認知症について考える体験型ワークショップ」実施報告
7月2日(水)の2時限目、法学部 中䑓 由佳里(なかだい ゆかり)先生の授業「NPO・NGO論」において、地域の福祉団体と連携し、学生が社会課題を体験的に学ぶプログラムを展開し、認知症について考える体験型ワークショップ「認知症世界の歩き方プロジェクト in 東葛」を実施しました。
このワークショップは、特定非営利活動法人イシュープラスデザインが展開する「生きづらさを感じる孤独・孤立社会の生活支援事業」の一環として行われたもので、認知症のある方の行動や思考を体感的に理解することを目的としています。今回は、ディレクターの澤田さんと新人のファシリテーションの方と二人でワークショップを担当してくれました。
このワークショップは、特定非営利活動法人イシュープラスデザインが展開する「生きづらさを感じる孤独・孤立社会の生活支援事業」の一環として行われたもので、認知症のある方の行動や思考を体感的に理解することを目的としています。今回は、ディレクターの澤田さんと新人のファシリテーションの方と二人でワークショップを担当してくれました。
今回は赤と青のカードを用いたワークを通じて、認知症のある方の行動の背景や、より良い生活環境を整えるための工夫について考察しました。まず、認知症のある方についての理解を深めるために赤のカードを用いて「認知症のある方は、一見何がしたいのかが分からない不思議な行動をとるのか」という原因を探り、次に青のカードで「どうしてあげれば認知症のある方にも居心地の良い生活ができるのかを考えました。学生たちはグループで意見を出し合いながら、認知症のある方の視点に立って理解を深めました。そして、認知症のある方の困りごとをいくつかの場面を想定し、その軽減方法をみんなで考えました。