CGU NEWS
2025.07.16
法学部

「フィールドワーク実践」の学外実習とKJ法を用いてのまとめ学習報告

5月13日(土)に法学部 中䑓 由佳里(なかだい ゆかり)先生の授業「フィールドワーク実践」で毎年恒例の学外実習を実施しました。
この実習は夏休みの課題であるフィールドワークのための事前実習となり、学生たちが地域と関わりながら実践的に学ぶ貴重な機会となっています。例年は中䑓先生の引率で実施されていますが、今年度は地元のボランティアの皆様の協力を得ながら実施されました。

実習の前半では、北柏で竹林の再生活動に取り組む市民団体「北柏楽しいことやっちゃおうプロジェクト」の小齊さんより、活動拠点を案内してもらいました。「NPO・NGO論」の履修生と共に竹林整備の実習体験を予定していましたが、当日はあいにくの雨となり、活動拠点を紹介してもらいました。
20250714中臺先生(フィールドワーク実践)①
ボランティアの皆様によって整備された森の中の広場や、隣接する「根戸城址」を訪れ地域環境保全に触れました。

続いて、あびこ市民活動ステーション マネージャーの髙橋さんの案内のもと、手賀沼沿いを歩きながら「船戸の森湧水」から「根戸新田水神社」「アビスタ」などを巡り、約3時間にわたる学外実習を終了しました。 学生たちは歩きながら積極的にメモを取ったり、写真を撮影したりと記録を通じた学びにも意欲的に取り組みました。
20250714中臺先生(フィールドワーク実践)③
実習が終わると2週にわたって、情報整理法の一つである「KJ法」を用いてグループ単位で模造紙にまとめていきます。メモを基に見出したことを付箋に書きだし、実習当日の観察をメンバーの記録した情報を整理してまとめます。全員の模造紙を掲示して、それぞれのグループの評価をすることで自分たちへのフィードバックを行いました。

今回の学外実習を通じて学生たちは、地域社会と環境への理解を深めるとともに、自ら記録・整理を行うプロセスを通じて主体的な学びを体験することができ、非常に貴重な機会となりました。
20250714中臺先生(フィールドワーク実践)②船戸の森湧水
20250714中臺先生(フィールドワーク実践)⑤ー1
20250714中臺先生(フィールドワーク実践)⑥1
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