CGU NEWS
2025.10.09
法人

学校法人中央学院「学校創立125周年記念事業」実施報告

〇学校法人中央学院 学校創立125周年記念事業「物故者追悼法要」実施報告
令和7(2025)年9月17日(水)「明王山 寳蔵寺」(真言宗豊山派)櫛田良成導師の下で学校創立125周年記念事業「物故者追悼法要」が執り行われました。
物故者追悼法要は、平成14(2002)年から令和7(2025)年にかけてお亡くなりになられた学校法人中央学院および設置校の中央学院大学、中央学院大学中央高等学校、中央学院高等学校の役員、評議員、教職員42名の方々を対象にご供養をさせていただきました。
はじめに、学校法人中央学院 常務理事(総務担当)市川仁より追悼の言葉が述べられ、次いで櫛田導師による読経と参列者の焼香が行われ、読経と焼香ののちに櫛田導師から仏縁や中央学院と寳蔵寺のつながり等の法話を頂戴いたしました。その後、ご遺族代表の入山義裕様より故人への想いと法要への謝辞がありました。
最後に学校法人中央学院を代表して理事長の椎名市郎より、中央学院の発展にご尽力いただいた物故者へ感謝と御霊に対し鎮魂を込めた挨拶があり、厳かな雰囲気のなかで物故者追悼法要を終えました。参列者一同、中央学院が一層の発展を遂げるべく気持ちをあらたにした一日でした。
★0917物故者追悼法要①集合写真(寳蔵寺御本堂前)
★0917物故者追悼法要②ご遺族代表 入山義裕様
〇学校法人中央学院 学校創立125周年記念事業「記念日イベント」実施報告
令和7(2025)年10月1日(水)学校法人中央学院の起源校である中央学院大学中央高等学校(東京都江東区亀戸)で学校創立125周年記念事業「記念日イベント」が次の通り執り行われました。

第1部 記念動画上映 「学校創立125周年の歴史や未来への展望」を編纂した動画
第2部 〔記念講演会〕
講演者 龍谷大学文学部 中西直樹教授
題 目 「学校法人中央学院-学祖七賢人を語る-」
(1)七賢人のプロフィール
(2)普通教校での出会いと学び
(3)東京進出・文学寮での邂逅
(4)学院創立に向けた胎動
(5)築地本願寺と日本橋の近江商人
(6)日本橋簡易商業夜学校の開校
(7)中央商業学校と高輪仏教大学(学祖七賢人のその後)

★1001祝賀日イベント①中西教授の講演
〔生徒・学生からの質疑応答〕
Q1「文学寮」卒業後に3名が帝国大学、1名が慶應義塾大学に入学している。「普通教校」「文学寮」は高等レベルの教育機関であったと思うが、僧侶の養成機関ではないのでしょうか。入学試験は学力の高い人のみ入学できたのでしょうか。
Q2 学祖七賢人は6名が本願寺派の寺院の生まれです。僧侶として寺院を継がずに教育者として活躍されたのはなぜでしょうか。
Q3 学祖七賢人の他に学校を創りたいという人は居なかったのでしょう か。
Q4 建学の精神は具体的に誰に残した言葉でしょうか。建学の精神以外でこれから未来の学生生徒に伝えていきたい言葉はありますか。
Q5 理事長は学祖七賢人の教えから学生や教授陣に何を学ばせたいのか。 また、それが達成できているのか、達成できていない場合、今後どのよう な取り組みを考えているのか。
Q6 学祖七賢人を生徒・学生が耳にしない理由はなぜでしょうか。
Q7 西本願寺では具体的にどのような科目を教えていたのでしょうか。
以上の質疑がされ、中西教授、中央学院大学 大村学長、中央学院大学中央高等学校 大橋校長、中央学院高等学校 横田校長がそれぞれ応答をされ、最後に椎名理事長が統括を行いました。(回答は省略)

★1001祝賀日イベント② 質問をする学生
★1001祝賀日イベント③会場の様子
第3部 〔表彰式〕 “大橋校長先生に届けたい「中央高を10倍楽しむ方法」”
明治33(1900)年10月1日に中央学院大学中央高等学校の起源となる「日本橋簡易商業夜学校」が設立され、令和7(2025)年10月1日に創立125周年を迎え、これを記念して、数ある学校の中から中央学院大学中央高等学校を選んでくれた生徒に感謝し、“大橋校長先生に届けたい「中央高を10倍楽しむ方法」”と題して課外活動、サークル活動、ボランティア活動や地域とのつながり等、高校生活をより深めて楽しめる提案が5プロジェクト18名の生徒から提案があり、一次、二次選考の結果以下の5組が受賞され、各プロジェクトの内容紹 介と、理事長、常務理事、中西教授より表彰と記念品の授与がされました。
●努力賞 -2組- 
(A)「125周年を走り繋ごう!~12.5キロメートルクラス対抗リレー!(楽しくする提案)」
一般生徒グループ3名  代表者 2年C組 山根慶登
(B)「学校の校庭にタータンを設置する(夢の具体的実現の提案)」
陸上競技部3名  代表者 2年A組 小森一輝 他
●佳作賞 -2組-
(A)「氷結感謝計画(備品類の提案:アイスクリーム自販機設置)」
一般生徒グループ2名  代表者 2年A組 阿部香奈帆
(B)「使いやすい更衣室を目指して(備品類の提案:エアコン設置)」
女子バレーボール部5名 代表者 3年B組 岡本美沙
●優秀賞 -1組-
「図書室をリニューアル!Read & Relax(備品類の提案:マンガとソファー類設置)」
生徒会5名  代表者 3年A組 古岩井桜子

各受賞グループのアイデアを本年度中に実現化するために、中央学院大学中央高等学校と学校法人中央学院法人本部が協力して事業を推進してまいります。
努力賞1努力賞
努力賞2努力賞
佳作1佳作賞
佳作2佳作賞
優秀賞優秀賞
★1001祝賀日イベント⑨拍手を受ける受賞者
第4部 〔物故者法要〕
学校法人中央学院は、学校創立125周年を祝し、その起源である明治33(1900)年10月1日「日本橋簡易商業夜学校」の創立を記念し、築地本願寺(浄土真宗本願寺派)本堂にて「学祖七賢人 高楠順次郎 梅原融 宝閣善教 前田慧雲 酒生慧眼 佐竹観海 桜井義肇」の特別法要を執り行いました。

築地本願寺に学校法人中央学院の設置校である中央学院大学、中央学院大学中央高等学校、中央学院高等学校の学生生徒、教職員など学校関係者が一同相集い、日本橋簡易商業夜学校や中央商業学校の創立に尽力された高楠順次郎先生をはじめ学祖七賢人の御霊を慰霊し、その偉業と遺徳を偲び感謝の供養をさせていただきました。

はじめに、125年(中央高校は123年)の歴史を有する中央学院大学中央高等学校 大橋治久校長より学祖七賢人に対する追悼の言葉が述べられ、築地本願寺 木村共宏導師(副宗務長)による読経と参列者の焼香が行われました。
読経と焼香終了後、木村共宏導師より築地本願寺と学祖七賢人のつながり、建学の精神にもつながる慈悲の心の法話を頂戴しました。
★1001追悼法要①
最後に、学校法人中央学院学祖七賢人の先生方は、天上の世界から法人役員、教職員、そして現在の生徒・学生(中央学院高等学校野球部70名、中央学院大学硬式野球部20名を含む)約200名を超える参列者を見て、125年前借家の校舎からランプの灯を頼りに学校創立時に思いを馳せ、現在の発展に少しでもご満悦を頂ければご恩返しの一端ができたのではないかと思う特別法要の日でした。
★1001追悼法要②副宗務長による読経
★1001追悼法要③雅楽の様子
★1001追悼法要④焼香の様子
★1001追悼法要⑤謝辞を述べる椎名理事長
★1001追悼法要⑥木村共宏副宗務長、
代表学生生徒、役員の写真
★1001追悼法要⑦全体の集合写真
<お問い合わせ先>
部署:法人事務室
電話:04-7183-6565