CGU NEWS
2026.04.09
学長室

大村芳昭学長による「AI を活用したシステム開発講座」全日程終了

2025年11月にスタートした大村芳昭学長の「AIを活用したシステム開発講座(課外講座)」の全日程(全5回)が3月4日(水)に終了しました。

本講座が誕生したきっかけは、大村学長が昨年「生成AIに関するサークルを立ち上げたい」と自身のSNSで呼びかけたことから始まりました。この投稿に当時商学部3年の田上美樹さんが反応し、学長へ相談が寄せられました。しかし、サークル等の団体結成には10名以上の学生が必要であり、人員確保が難しい状況でした。そこで、せっかく意欲ある学生が名乗りを上げてくれたことから、「その熱意を何とか形にできないか」と大村学長が検討を重ね、田上さんとの協議を経て、単位認定とは関係のない課外講座というかたちでスタートすることとなりました。
大村芳昭学長による「AI を活用したシステム開発講座」(2025年11月11日)
20251105_AI課外講座
講座を終えた田上さんから大村学長へ以下の報告がありました。

[田上美樹さんからの報告]
本講座「AI活用講座(生成AIを用いたシステム開発体験)」は、AIを活用した開発手法を学び、従来のプログラミングとは異なる新しいものづくりの考え方を身につけるとともに、AIに対して適切な指示を出す力(プロンプト設計力)を養うことを目的として、全5回にわたり実施し、参加者は商学部の学生で、全員がプログラミング初心者でした。
講座では、生成AIツールの使い方を学びながら、テキストで画面構成や機能を指示し、Webアプリの作成に取り組みました。思い通りの結果を得るために指示内容の改善を繰り返し、「生成 → 確認 → 修正 → 再指示」のサイクルを回しながら、チームでアイデア出しや改善を行い、開発を進めました。その結果、AIを活用することにより、短時間にWebアプリの試作が可能となり、開発のハードルを下げることができました。また、指示の出し方によって成果が大きく変わることを理解し、AIに対して自分の理想とするシステムを正確に伝えることの重要性を学びました。
特に、AIは言葉の精度によって結果が変わるため、具体的な言葉で伝える「言葉で設計する」力が重要であり、「AIが作る」のではなく「AIに作らせる」という設計力が求められることを実感いたしました。さらに、試行回数を重ねることで改善サイクルを高速に回せるようになり、指示の精度が結果の精度を決めること、そして言葉の力がシステムの形を変えることを理解いたしました。加えて、プロンプトの改善や実験、学内プロジェクトへの共有を通して、AIツールと人の設計力を組み合わせることの重要性も学びました。
本講座を通して、AIは非常に便利である一方、曖昧な指示では意図通りの結果が得られないことから、言葉の正確さが重要であると実感いたしました。また、人とAIが協力することで、より効率的かつ創造的な開発が可能になると感じました。今後は、AIを活用した開発スキルをさらに高め、実用的なシステム開発に活かしてまいります。

田上さんからの報告を受け、大村学長からは、「単発かつ小規模の課外講座でしたが、受講生にとっては価値のある時間だったことがうかがわれ、挑戦してよかったと思えました。田上さんには深く感謝したいと思います。」とのメッセージが送られました。

今回の講座は終了しましたが、今後も、学生から同様の課外講座(テーマはAIに限りません)の開講希望が寄せられた場合には、詳細を伺った上で、自主講座としてサポートできる可能性があるかもしれません。ただし、今後の講座については、学長はスポンサーとしての立場に徹し、講座に関する計画立案から開講準備、講座実施、終了後の総括までのすべてを専ら学生にやっていただくこと、開講希望が多く集まった場合には抽選を行う可能性があること、講座実施計画から講座終了報告まで適宜報告をお願いすること、その他に学長の指示に従っていただくことが条件となります。学長が拠出する予算額は1件あたり10万円を考えています。

「自分が次の自主講座の担い手になるぞ!」という方は、学長までお願いいたします。※返信については、別のアドレスからお送りする可能性があります。