交換留学

米国、台湾、韓国の大学への留学制度で、学部の2~3年次に留学することができます。
現地の大学で、語学研修や留学先大学の正規授業が受けられます。また、寮生活をしながら、さまざまな国の学生と交流することで、グローバルな感覚を身につけることができます。語学に自信がない学生も、初めにクラス分けテストを受けて自分に合ったクラスで学習できるので安心です。また、留学先で取得した単位は、審査を経て、最大30単位まで本学の単位として認められます。
なお、本学に通常の授業料を納めることで、留学先大学の授業料は免除されます。
交換留学先 申請期限 内容
北アリゾナ大学(米国) 2025年度
募集
2025年度 交換留学生募集について
2025年度 募集要項  
淡江大学(台湾) 2025年度
募集
2025年度 交換留学生募集について
2025年度 募集要項
京畿大学(韓国) 2025年度
募集
2025年度 交換留学生募集について
2025年度 募集要項
提出様式
交換留学生申請書(様式Ⅰ号)
保証人同意書(様式Ⅱ号)
留学目的・志望動機(様式Ⅲ号)

留学体験記

韓国留学で自分への挑戦をして得られた大きな成果

京畿大学交換留学 2023年
商学部 田口哲平さん

私は2023年2月28日から2024年2月4日まで韓国の京畿大学に交換留学をしました。
留学1年間を振り返ってみると、「挑戦」という言葉がピッタリ当てはまると思います。これから私が留学中に挑戦したことについてお伝えしたいと思います。


留学当初

渡韓初日、仁川空港での待ち合わせ場所に自分も含めてこれから留学を開始する外国人留学生が集まりました。最初の挑戦として、近くにいた外国人留学生に話かけました。自分は英語が全くできませんが、知っている単語とジェスチャーで会話を始めてみました。その結果、友だちになることができ、その日の夕食も共に食べ、交友を深めることができました。その友人が現在でも1番仲の良い外国人になり、自分から声をかけて良かったと強く感じました。
最初の1週間は様々な手続きのために、グローバルKのバディー(韓国人のボランティア学生)と一緒にいることが多かったです。バディーと交友関係が深まり、バディーのおかげ留学生活初期を乗り越えられたと思います。ウェルカムパーティーの翌日から授業が始まり、2週間後から語学堂の授業が始まりました。

学習面について
語学堂開講の前にレベル分けテストを行いました。テストの結果、2級か3級の実力で「2級は楽しい」、「3級は大変」と言われましたが、自分は3級に挑戦しました。開講3日前に教科書が届き、少し予習してみたところTOPIK2級でブランクがあった私には少し難しく感じ、不安を抱きましたが、韓国人の友人に教えてもらいながら予習を行い授業を受けました。その結果、だんだん授業にも慣れて良い成績を取ることができました。
私が留学した1年間で学習面での最大の挑戦は、スピーチコンテストに出場したことです。各クラス代表者が出場することになっていましたが、私のクラスの代表者が途中で辞退したため、私が出場することになりました。今までスピーチコンテストなどに出たことはなく、大勢の前で発表経験もないためとても不安でした。しかし、出場が決まってからは短期間で原稿を書き、発表の練習を睡眠時間を削って行いました。おかげでなんと1位を取ることができました。今までの努力が報われたような気がして、挑戦して本当に良かったです。

生活面について
生活面での挑戦として、私は韓国人学生を寮のルームメイトとして申請しました。始めは韓国語で「掃除をしよう」という言葉も聞き取れず、翻訳機を通して会話をしていたのですが、会話をするごとに徐々に話せるようになり、留学を終える頃には信じられないほど上達しました。また、バディーとは韓国語で1年間会話しました。他の日本人学生は日本語で会話していたため、これは自分だけが継続することができた挑戦でした。美容室は、日本語で対応してくれるところもありますが、私は事前に練習して、韓国語でのオーダーに挑戦しました。最初の頃は、前髪をおでこの半分まで切られてしまい、大失敗に終わったのですが、1年間通い続け、最終的に希望通りのオーダーができるようになりました。

経済面について
韓国でかかる費用は全部自費で出すという両親との約束があったので節約しようと渡韓前は考えていました。しかし、いざ渡韓すると、友人との食事や外出で想像以上に出費が多かったです。物価に関しても、洋服は日本と比べると安いと感じますが、食材に関しては高かったです。最後まで自分のお金で節約生活を続けるか悩みましたが、お金の心配をしていると体調も悪くなり、せっかくの留学が台無しになるのも嫌だったので、家族にお願いして食費は出してもらうようにしました。家族のサポート無しでは最後までやりきれなかったと思います。

最後に私の留学生活がこれほどまで充実した1年間を送ることができたのは、家族のサポートもありますが、韓国で出会った友人、京畿大学の制度、環境など全てにおいて恵まれていたからだと思います。他の大学ではバディーのような制度はなく、韓国人の友人を作るのがとても難しいと聞きました。しかし、京畿大は4人1組のチームに1人のバディーがつき、全てサポートしてくれ、友人関係も作りやすい環境だったため、留学初期から友人を作ることができました。また、グローバルKのみんなが本当に優しく、私が国際交流所に行くたびに温かく迎えてくれたのが印象的でした。