花新發 元紀


花新發 元紀 / KASHIBA Genki
講師
花新發 元紀先生
学生へのメッセージ
大学ではこれまで以上に「正解のない問題」に直面します。そんなときに、しっかり考え、納得のいく結論を出せるようになって欲しいです。民法の勉強を通じて、一緒にその力を養っていきましょう。
出身大学 明治大学法学部法律学科
最終学歴 明治大学大学院 法学研究科 民事法専攻 博士後期課程 単位取得退学
取得学位
  • 2011年:学士(法学)
  • 2014年:修士(法学)
専門分野
  • 民法(財産法)
主な担当科目
  • 民法総則
  • 債権法総論
  • 民法Ⅰ
所属学会
  • 日本私法学会
現在の研究テーマ
  • 契約責任の第三者効について
契約は、当事者同士の合意によって成立します。そのため、契約が完了するまでの間に、自らの不注意でトラブルを起こしてしまっても、契約に基づく責任を負うのは契約相手に対してだけと考えられてきました。これが近代民法の原則です。 しかし、現代では一つの取引に多くの人が関わるケースが増えています。そこで、場合によっては、契約相手ではない者(第三者)に対しても契約に基づく責任を負うことがあるのではないかと考え、研究を行っています。
主な教育・研究実績
  • 論文「契約責任の第三者効についての一考察―ドイツ法における『第三者のための保護効を伴う契約』法理を中心に―」明治大学大学院法学研究論集42号341頁以下(2015年)
  • 論文「第三者に対する債務者の契約責任」明治大学大学院法学研究論集43号215頁以下(2015年)
関連情報