法学部 法学科
Faculty of Law

木村 健登

准教授
木村 健登 / KIMURA Kento
学生へのメッセージ
大学では、何を学ぶかやどのように時間を使うかなど、すべて自分で「自由に」決めることができます。恵まれた環境を最大限に活用し、今後の人生に役立つような有意義な時間を、ぜひとも過ごしてください。
木村健登先生
出身大学
神戸大学 法学部 法律学科
最終学歴
神戸大学大学院 法学研究科 理論法学専攻 博士後期課程 修了
取得学位
  • 2015年:学士(法学)
  • 2017年:修士(法学)
  • 2021年:博士(法学)
専門分野
  • 商法(会社法・保険法)
主な担当科目
  • 法学
  • 企業法概論
  • 有価証券法
所属学会
  • 日本私法学会
現在の研究テーマ
  • 取締役の責任論
会社の経営は、「取締役」と呼ばれる人々の意思決定に基づいて行われますが、このような意思決定の内容が「間違って」おり、会社に損害が生じた場合には、取締役はこの損害を賠償する責任を負うことになります。しかし、取締役の責任を厳しく追及しすぎると、優秀な人材が取締役になってくれなくなるという問題が生じるため、適切な範囲でこの責任を軽減することが必要になります。では、このような「責任の軽減」はどの範囲で/どの方法を使って行うべきだといえるでしょうか。これが現在の私の研究テーマです。
主な教育・研究実績
  • 論文「倒産局面における取締役の責任リスクとその軽減について(1)-(3・完)」中央学院大学法学論叢35巻2号、36巻1号(2022年)、36巻2号(2023年)
  • 論文「D&O保険の開示義務をめぐるカナダの法と実務」損害保険研究84巻1号(2022年)
  • 論文「倒産局面における企業の取締役とD&O保険による保護可能性——連邦倒産法Chapter 11と、民事再生法・会社更生法の比較を通じた分析——」損害保険研究80巻2号(2018年)
  • 論文「D&O保険に内在する理論的問題とその解決策(1)(2・完)―「エージェンシー問題への対処」という観点から―」損害保険研究 79巻2号、同3号(2017年)
  • 研究費採択「財務危機状態にある企業の取締役等に対する責任減免制度の在り方」日本学術振興会科学研究費助成事業(研究活動スタート支援)2020-2023年度
  • 関連情報
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