CGU NEWS
2023.10.11
商学部
「令和5年度第1回商学部研究発表会」開催報告
様々なご専門の先生方にもわかり易いよう丁寧に説明され、また参加した先生方からは多角的かつ専門的な意見が出るなど、大変有意義な研究発表会となりました。
【発表者】小林 和馬 准教授
テーマ: 「情報通信(ICT)政策に見る日本の次世代産業と経済の検討」
【要旨】
本発表では情報通信(ICT)政策の歴史的経緯、自身の研究紹介を通じて歴史的経緯とつながる研究の位置づけや貢献を紹介。また、現在のAIの急速な発展を踏まえた社会経済の変化やその可能性を紹介しつつ、特に参加いただいた先生方を踏まえて次世代に活躍できる人材育成のあり方について視座を提供し、質疑応答による議論を行った。
具体的には、情報通信政策の歴史と共に現在デジタル政策として施行している「デジタル田園都市国家構想」との通底した問題点を指摘した。「デジタル敗戦」とも指摘される当該分野の政策がいかなるものであったか、さらに現在抱える少子化や高度な人材の不足といった社会問題の遠因となる構図が当該政策の歴史に散見され、自身の情報通信政策を通じた研究を通じ、人材育成の重要性は一貫して目標に掲げ失敗を続けている現状にあると指摘した。
2023年に入り、ChatGPTのような身近なAIが急速に社会で利用が広まり、社会生活において急速な変化がもたらされ、数年で「シンギュラリティ」ほどの変化はないものの、これまでの考え方や価値観に変化が起こる可能性を指摘し、次世代で活躍できる人材への視座につなげた。
本発表では情報通信(ICT)政策の歴史的経緯、自身の研究紹介を通じて歴史的経緯とつながる研究の位置づけや貢献を紹介。また、現在のAIの急速な発展を踏まえた社会経済の変化やその可能性を紹介しつつ、特に参加いただいた先生方を踏まえて次世代に活躍できる人材育成のあり方について視座を提供し、質疑応答による議論を行った。
具体的には、情報通信政策の歴史と共に現在デジタル政策として施行している「デジタル田園都市国家構想」との通底した問題点を指摘した。「デジタル敗戦」とも指摘される当該分野の政策がいかなるものであったか、さらに現在抱える少子化や高度な人材の不足といった社会問題の遠因となる構図が当該政策の歴史に散見され、自身の情報通信政策を通じた研究を通じ、人材育成の重要性は一貫して目標に掲げ失敗を続けている現状にあると指摘した。
2023年に入り、ChatGPTのような身近なAIが急速に社会で利用が広まり、社会生活において急速な変化がもたらされ、数年で「シンギュラリティ」ほどの変化はないものの、これまでの考え方や価値観に変化が起こる可能性を指摘し、次世代で活躍できる人材への視座につなげた。
