CGU NEWS
2024.06.20
法学部
大島ゼミ「ニュースの裏側」特別講演会実施報告
6月12日(水)の2時限目、法学部 大島 幸先生の「基礎演習Ⅰ(1年生ゼミ)」において、株式会社フジテレビジョン 報道局 報道センター ゼネラルプロデューサーの坂本隆之(さかもと たかゆき)氏による特別講演会を実施しました。
本講演会は当初、大島先生の「基礎演習Ⅰ」企画として発案されましたが、“国内外の取材現場を体験した記者の方からお話を伺える貴重な機会”として、他のゼミも多数参加し、規模を大きく拡大して実施されました。
坂本さんは入社後、カメラマンとしてニュースの世界に入り、その後、社会部、政治部、スポーツ部の記者を歴任しました。また、クアラルンプール(マレーシア)・ベルリン(ドイツ)・イスタンブール(トルコ)各海外支局長を務めるなかで、様々なニュース現場に立ち会ってこられました。
坂本さんは入社後、カメラマンとしてニュースの世界に入り、その後、社会部、政治部、スポーツ部の記者を歴任しました。また、クアラルンプール(マレーシア)・ベルリン(ドイツ)・イスタンブール(トルコ)各海外支局長を務めるなかで、様々なニュース現場に立ち会ってこられました。
「正しい情報を伝えるために、そして他局がつかんでいないネタを取るために、どんな工夫をしてきたのか。」「失敗や困難に直面したときに、どんな一手をうち、乗り越えてきたのか。」殺人事件から甲子園・オリンピックに至るまで、取材に関わった数々のニュースを取り上げながら、実体験を熱く語っていただきました。
数々のエピソードのなかで、坂本さんが戦争・紛争取材の例としてご紹介くださったのが、「イスラム国」に追われた人々が身を寄せる難民キャンプや、イスラエル・パレスチナ問題で話題となるガザ地区の取材。戦争・紛争というと、とかく悲惨な戦闘場面だけが思い起こされがちですが、坂本さんは、過酷な状況下にあっても、キラキラと目を輝かせ、笑顔を見せる子どもたちがいることを、ご自身が撮影した写真を示しながら教えてくださいました。
数々のエピソードのなかで、坂本さんが戦争・紛争取材の例としてご紹介くださったのが、「イスラム国」に追われた人々が身を寄せる難民キャンプや、イスラエル・パレスチナ問題で話題となるガザ地区の取材。戦争・紛争というと、とかく悲惨な戦闘場面だけが思い起こされがちですが、坂本さんは、過酷な状況下にあっても、キラキラと目を輝かせ、笑顔を見せる子どもたちがいることを、ご自身が撮影した写真を示しながら教えてくださいました。

***<学生の感想から(一部抜粋)>***
- 今まで私は、地震が起きた時など、テレビの全チャンネルがニュースに変わった時、「全部ニュースじゃん」って思っていました。坂本さんの講演で、テレビの裏側では元日でもすぐに現地に向かい、視聴者に向けて今起こっていることを正確に素早く伝える仕事をしているという話を聞いて、ニュースの見方が変わり、報道にすごく興味を持ちました。
- 取材の裏話やテレビの裏側などの興味深い話を聞けて、すごく面白いなと思った。「ミスをしてしまうことは誰にでもあるけれど、そのミスをどのように埋めるか、補うかが大事なんだ」という言葉を大事にしようと思った。
- 誤った情報を見極められるようにしていきたい。