CGU NEWS
2024.10.22
法学部
大久保ゼミ「日本法育学会第7回全国研究大会」参加報告
10月14日(月)に鹿児島県の志學館大学で開催された「日本法育学会第7回全国研究大会」に、 大久保ゼミのゼミ生、本学法制研究室の室員、教職課程履修者の有志5名が参加しました。
大会テーマは、「鹿児島司法精神医学研究会との合同模擬裁判」でした。模擬裁判の題材となった事件は、統合失調症となった外国人が6名を殺害した、いわゆる熊谷連続殺人事件です。
模擬裁判では、実際の事件と同様、心神喪失(被告人に責任を問えない)か、心神耗弱(被告人に弱いながらも責任が問える)か、心身に問題がない(被告人に完全に責任が問える)かが問題になりました。
大会テーマは、「鹿児島司法精神医学研究会との合同模擬裁判」でした。模擬裁判の題材となった事件は、統合失調症となった外国人が6名を殺害した、いわゆる熊谷連続殺人事件です。
模擬裁判では、実際の事件と同様、心神喪失(被告人に責任を問えない)か、心神耗弱(被告人に弱いながらも責任が問える)か、心身に問題がない(被告人に完全に責任が問える)かが問題になりました。

模擬裁判を主催したのは、本学出身で志學館大学准教授の杉山和之先生でした。そして、証人役は、本物の精神科医である鹿児島大学医学部教授の赤崎安昭先生でした。検察官役や弁護人役をした杉山ゼミ生の皆さんが、果敢に証人に質問していたのが印象的でした。
会場から当日、裁判員役が選ばれましたが、本学からは、重信佑季さん(法4)と高橋星南さん(法4)が選ばれました。被告人の有罪・無罪、そして、有罪の場合の量刑を決める裁判官・裁判員の評議では、本学の2名の裁判員役が積極的な発言をしていました。
会場から当日、裁判員役が選ばれましたが、本学からは、重信佑季さん(法4)と高橋星南さん(法4)が選ばれました。被告人の有罪・無罪、そして、有罪の場合の量刑を決める裁判官・裁判員の評議では、本学の2名の裁判員役が積極的な発言をしていました。

実際の裁判では、地方裁判所で死刑判決、高等裁判所で無期懲役判決が出ています。ところが、模擬裁判では、評議の結果、無罪判決となり、興味深い結論になりました。
大会後、杉山先生や、本学で非常勤講師をされたことのある志學館大学専任講師の大山直樹先生が、参加した本学の学生たちに感心していました。大会に参加した学生たちにとっては、いろいろ貴重な体験となりました。
大会後、杉山先生や、本学で非常勤講師をされたことのある志學館大学専任講師の大山直樹先生が、参加した本学の学生たちに感心していました。大会に参加した学生たちにとっては、いろいろ貴重な体験となりました。