CGU NEWS
2024.12.19
法学部

川久保ゼミ「平和の集い~我孫子から平和を願う~」に参加して

12月1日(日)、法学部 川久保ゼミは、我孫子市と我孫子市平和事業推進市民会議主催による「平和の集い~我孫子から平和を願う~」に参加しました。これは、毎年恒例の平和のイベントであり、8月に広島へ派遣された市内の中学生による派遣報告と、市内で唯一の演劇部をもつ我孫子中学校演劇部による劇の上演から構成されています。

我孫子市の平和事業としては、広島に15回、長崎に4回、計194名の中学生が派遣されてきました。川久保ゼミは、今年8月の広島派遣を中学生たちと行動をともにしたこともあり、応援もかねての参加となりました。
平和の集いに参加して①
第1部は、市内6つの中学校から派遣された中学生による派遣報告でした。平和記念式典への参列、佐々木禎子さんがモデルとなった原爆の子の像での千羽鶴奉納、平和記念公園の見学などで、それぞれが感じたこと・考えたことを自分の言葉で発表していました。派遣初日の反省会で語った内容を想起させるように、平和への熱い思いを語っていました。第2部では、我孫子中学校演劇部による「戦争を知らない子どもたち」が上演されました。太平洋戦争が激しさを増すなかで、空襲に怯えながら前向きに生きる健太と、1995年の学校生活を退屈に過ごす由希が、ひょんなことから入れ替わるという演劇でしたが、戦時中の子どもたちが現在のものがあふれる時代に生きてみると何を思うのかを、見事な表現力で演じました。

終了後、ゼミ生たちは、今年10月に平和学で被爆者体験講話を行ってくれた我孫子市原爆被爆者の会の的山ケイ子さんや、柏市原爆被爆者の会(柏和会)の方々と再会し、一緒に写真撮影を行う機会に恵まれました。ロビーでは、「平和の木」にそれぞれの平和のメッセージを記し、1年間を通じた平和学習を締めくくりました。
平和の集いに参加して②
平和の集いに参加して③
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