CGU NEWS
2025.02.19
商学部
千葉県生涯大学校柏南公友会主催による特別講座「昨今の自然災害について」実施報告
1月22日(水)、商学部の中野 健秀准教授が、千葉県生涯大学校柏南公友会様からの依頼により「昨今の自然災害について~首都圏を襲う地震を中心に~」の特別講座を行いました。
<千葉県生涯大学校柏南公友会とは…>
主に東葛地区にお住いの千葉県生涯大学校の卒業生で構成されており、現在は270名を超える会員の皆さんが自己研鑽や会員相互の親睦、健康増進を図ることを目的として活動されています。
<千葉県生涯大学校柏南公友会とは…>
主に東葛地区にお住いの千葉県生涯大学校の卒業生で構成されており、現在は270名を超える会員の皆さんが自己研鑽や会員相互の親睦、健康増進を図ることを目的として活動されています。

中野先生は、まず地震発生のメカニズムや震度・マグニチュードの意味を解説、その後、2024年1月1日に石川県能登地方を中心に発生した「令和6年能登半島地震」など、ここ数年で起きた日本の被害地震の内容やいつ起きてもおかしくないと言われている南海トラフ地震についての地震予知の可能性と限界、また、地震前兆現象といわれ、地震前に発生する動物の異常行動や自然の異常現象である「宏観異常現象(こうかんいじょうげんしょう)」や首都圏直下型地震のリスクなども具体的に示されてお話されました。講演の最後には、実際に被災された方からの経験談として「地震が起こったらまずこれを!!」として、水をためることや屋内でも靴を履くこと、家を離れるときは必ずブレーカーを落とすことの重要性などをお伝えし、東日本大震災などの教訓を基に、今後私たちが職場や家庭で実践できる防災対策などについても語られました。

