CGU NEWS
2025.06.13
法学部

田中ゼミ特別講演会「漫画の編集者の仕事と『勉タメ』のススメ」実施報告

5月28日(水)に、法学部の田中啓行准教授の1年生ゼミ(基礎演習Ⅰ)で、集英社最強ジャンプ編集部の編集長の川島直樹氏を講師としてお招きして、特別講演会を実施しました。司会は田中ゼミ(専門演習Ⅱ)の4年生が務め、法学部の1年生ゼミ12クラスに田中先生の2年生ゼミ(基礎演習Ⅱ)をくわえた13クラスの学生を中心に多数の学生が参加しました。

川島さんは『週刊少年ジャンプ』の副編集長を務めるなど、集英社に入社以来20年以上にわたって漫画編集者をしてきた方で、近年は、「楽しんでいることが、いつのまにか勉強になっている!」がコンセプトの「勉タメ(勉強+エンターテインメント)」という企画に携わっています。
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「漫画の編集者の仕事と『勉タメ』のススメ」と題された講演は、「勉タメ」のコンセプトどおりのもの。小学生の頃から好きだった漫画に関わる仕事に就くまでの話、大変ながらも夢がある編集者の仕事の話、これまでに担当した漫画に関する話などを通して、自分が面白いと感じたものを能動的に学び、探求していくことの大切さが楽しく伝わる講演でした。質疑応答の時間には、学生だけでなく教員からも質問が次々と出て、学生と教員が一体となっていました。

最後に、参加した学生の感想をいくつか紹介します。下に挙げた感想のほかにも、「熱中できるものを見つけることが大切だと感じた」「自ら興味をもって取り組む勉強のほうが面白く続けられるということに納得させられた」「やりがいの感じられるような職業に就きたいという思いが強くなった」「楽しみながらこれからの自分のことを考えることができた」など、多数の感想が寄せられました。
20250611田中先生ゼミ 週刊少年ジャンプ元副編集長さん後援会
  • 秋元美波さん(4年生・司会)
今回の講演会を通して、「勉タメ」という言葉を初めて知りました。勉強は苦手で嫌いなものだと思っていたため、楽しむという視点から見ることでこんなにもやる気に違いが出たり、結果が変わったりすることに驚きました。また、川島さんが好きなことを貫き通して仕事に繋げることで、信念を持って仕事に取り組むことができていると知り、私もこのような考えを待って人生を決めていきたいと思いました。
  • 矢作真衣さん(2年生)
自分自身漫画を読むことがあまりないので、今日はどのようなお話を聞けるのかとても楽しみにしていました。何も知らなかった私でも理解できるような内容で、編集者とはどんな仕事で編集長とどんな違いがあるのかを知ることができました。私は今将来の夢が決まっていないのですが、川島さんのお話を聞いて、自分から挑戦することや辛いことも最後までやり遂げることで成長し、自分の限界を広げ、余裕を作ることに繋がるということがすごく大切だと感じました。自分の将来のために少しでも興味あることを楽しんで勉強できるように「勉タメ」に積極的に取り組んでいきたいと思いました。
  • 比嘉駿さん(1年生)
実際にお話を聞いてみるととても気さくで、話し方も分かりやすく、自然と内容が頭に入ってくるような印象でした。話のテンポや内容も面白く、講義中も全く飽きることがなく、ずっと集中して聞いていられました。ところどころで川島さんご自身の感情が伝わってくる場面があり、講義というよりも生の「語り」を聞いているような感覚になり、とても親しみやすく感じました。

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