CGU NEWS
2025.07.16
現代教養学部
国際シンポジウム「連邦作家計画とは何だったのか?アレッサンドロ・ポルテッリを日本にむかえて」開催報告
6月30日(月)に、本学において、1930年代にアメリカ政府によって行われた文化政策、連邦作家計画(Federal Writers’ Project)をテーマとした国際シンポジウム「連邦作家計画とは何だったのか?アレッサンドロ・ポルテッリを日本にむかえて」を開催しました。
「オーラル・ヒストリー」や「対話性」を切り口に、連邦作家計画を再考することを目的とし、まず、オーラル・ヒストリー研究の第一人者である、イタリアはローマ・サピエンツァ大学名誉教授、アレッサンドロ・ポルテッリ先生をお招きしました。邦訳は『オーラルヒストリーとは何か』(朴沙羅訳、水声社、2016年)のみがありますが、イタリア国内はもとより、英語圏を中心として世界的に著名なオーラルヒストリーとアメリカ文学の研究者です。
「オーラル・ヒストリー」や「対話性」を切り口に、連邦作家計画を再考することを目的とし、まず、オーラル・ヒストリー研究の第一人者である、イタリアはローマ・サピエンツァ大学名誉教授、アレッサンドロ・ポルテッリ先生をお招きしました。邦訳は『オーラルヒストリーとは何か』(朴沙羅訳、水声社、2016年)のみがありますが、イタリア国内はもとより、英語圏を中心として世界的に著名なオーラルヒストリーとアメリカ文学の研究者です。
また、かねてより著書で連邦作家計画について言及してきた、文化人類学者の太田好信先生(『人類学と脱植民地化』(岩波書店、2003年)、『亡霊としての歴史』(人文書院、2008年)他)にも、ご登壇いただきました。さらには、マサチューセッツ大学出版局から2022年に出版されたRewriting America (Sara Rutkowiski編)という共著で峯先生と一緒に仕事をした、ジェイムズ・サン氏がカリフォルニア大学バークレー校より駆けつけ、ZOOM配信を担当してれました。
日本国内だけでなく、アメリカやヨーロッパからも申し込みがあり、反響は大きかったものの、時差と、日本では月曜日であった関係で実際の参加者は、来訪者の人数もオンラインの方でも小規模となりました。が、本学からボランティアで参加した現代教養学部のカク・チカギョクさん、同じく現代教養学部のチン・ウさんは、堂々と英語で世界に向かって自己紹介し、また終始イベントを支えてくれました。
このシンポジウムは、科学研究費課題番号23K12125(2023年度 若手研究)「連邦作家計画リヴィング・ロアにおける<声>の多角的研究」により行われました。
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日本国内だけでなく、アメリカやヨーロッパからも申し込みがあり、反響は大きかったものの、時差と、日本では月曜日であった関係で実際の参加者は、来訪者の人数もオンラインの方でも小規模となりました。が、本学からボランティアで参加した現代教養学部のカク・チカギョクさん、同じく現代教養学部のチン・ウさんは、堂々と英語で世界に向かって自己紹介し、また終始イベントを支えてくれました。
このシンポジウムは、科学研究費課題番号23K12125(2023年度 若手研究)「連邦作家計画リヴィング・ロアにおける<声>の多角的研究」により行われました。
